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新型コロナウイルス感染症

提供: 北大Wiki
2023年5月12日 (金) 12:58時点における153.174.254.86 (トーク)による版 (→‎北海道大学の行動指針(BCP): 内容の加筆)
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この項目では、2020~23年に流行した新型コロナウイルス感染症に関する北大への影響について述べる。

北海道大学の行動指針(BCP)[編集]

  • 2020年4月16日に制定。当初はレベル2(制限中)となる。
  • 同4月20日、レベル3(制限大)に引き上げ。授業はオンラインのみで実施、課外活動の全面禁止、教職員は必要最低限の人数を除き在宅勤務となる。
  • 同6月1日、レベル2に引き下げ。
  • 同7月10日、レベル1に引き下げ。研究活動や授業の規制は緩和されるものの、対面での課外活動の禁止は継続。
  • 同11月18日、レベル2に引き上げ。
  • 2021年5月14日、レベル3に引き上げ。
  • 同6月21日、レベル2に引き下げ。
  • 同8月26日、レベル3に引き上げ。
  • 同9月29日、レベル2に引き下げ。
  • 同10月29日、レベル1に引き下げ。
  • 2022年1月24日、レベル2に引き上げ。
  • 同3月29日、レベル1に引き下げ。
  • 2023年5月8日、レベル0に引き下げ。

行事等への影響[編集]

令和元年度[編集]

  • 教養棟前での合格発表の掲示を中止。合否はサイト上のみで発表。
  • 後期入試の中止。後期日程の合否はセンター試験の成績のみで判定。
  • 卒業式の中止。
  • こども研究所の中止。
  • 定年退官する教授の最終講義の殆どが中止。

令和2年度[編集]

  • 入学式の中止。
  • ホームカミングデーの中止。
  • オープンキャンパスのオンライン開催、及び日程短縮。
  • 体育会主催の部活サークル紹介祭、クラスマッチ、北大駅伝をはじめ全ての学内大会の中止。
  • 北大祭の中止。当初予定の開催期日は「エア北大祭」としてオンライン開催。
  • 北大生協の入学準備説明会、同学生委員会の後期受験生歓迎活動、春友祭の中止。
  • 恵迪寮は新入生の入寮日を7月上旬に延期。また寮生による週1回の炊き出し(通称スペシャル)を中止。既に飛行機を取った等やむを得ない理由で早期に入寮を希望する場合、入寮日は個別に相談に応じるが、入寮後は寮室内での2週間の待機が求められる。
  • 農学部自治会は緊急アピールを発出。
  • 授業開始日を繰下げ。
  • 新入生オリエンテーションの中止。
  • 新入生の学生証、在学証明書の交付と入学時提出書類の回収を郵送にて実施。
  • 定期健康診断の10月以降への延期。
  • MANAVI履修相談会の中止。
  • 各種奨学金の案内や手続きを窓口ではなくメールで実施。
  • 令和2年度前期授業料の納期を7月末に延期。
  • 公開講座、シンポジウムの中止多数。
  • 緑のビアガーデン緑のジンギスカンの中止。
  • CoSTEP主催イベント「サイエンス・カフェ札幌」は、紀伊國屋書店での店頭開催からオンライン開催に変更。
  • 北大マルシェ(イベント)の中止。
  • 令和3年1~3月の受験生歓迎活動の全面禁止。
  • 入学アルバムの制作中止。
  • フォトコンテストの中止。(エア北大祭で実施されたフォトコンテストを除く)

金葉祭は開催された。無予告で10月25日23:00に開催され、11月8日にオンライン大学祭として一般公開された。

※卒業式は規模を縮小の上、札幌キャンパスでのみ行われる予定。

令和3年度[編集]

  • 体育会のクラスマッチ、駅伝大会の中止。
  • 北大祭、金葉祭のオンライン開催。
  • 2020年東京五輪マラソン競技、及びテスト大会における入構制限。

令和4年度[編集]

  • 体育会のクラスマッチ、駅伝大会の中止。
  • 北大祭の制限つき対面開催。

施設の営業内容変更[編集]

  • 総合博物館、植物園、インフォメーションセンター「エルムの森」の臨時休館。
  • 図書館の3月中の土日祝日の臨時休館、及び館内での会話禁止。4月以降は学外者の利用禁止。BCPレベル3の時は全館臨時休館したが、レベル2引き下げ以降は本館、北図書館は学内者に限り完全予約制で30分間の利用が可能。
  • 北大病院は入院患者への面会を禁止。また外来患者のマスク着用必須化。
  • 東京オフィスの臨時休館。
  • 校友会エルムは新入生向けに入学記念写真撮影スペースを設置。また校友会主催の100円朝食の中止。
  • 総合博物館ミュージアムカフェ「ぽらす」は休館中の平日限定で北大構内への宅配弁当を実施した。
  • 建物改修工事のため長期休業中だった北大マルシェ Cafe&Laboは4月にリニューアルオープンしたが、国の緊急事態宣言発令に伴い再休業。営業再開は6月以降に延期。
  • 農場で放牧されている羊のソーシャルディスタンス確保。
  • 情報教育館内の放送大学は、北大のBCPに準じ学生の入館禁止。国の緊急事態宣言解除後も立入禁止措置は継続。
  • ジンパエリアの利用不可。
  • 北大ランチ屋台の休止。

※学生の構内立ち入りはBCPレベル1~3下において制限されている。令和3年5月までは学外者の構内の散策やジョギングは禁止されていなかったが、5月14日にレベル3に引き上げられたのを機に、学外者の入構制限が行われる。

※BCPレベル1引き下げ後は一部の施設を除き、感染拡大防止策を取った上で通常営業に戻っている。

北大生協の営業内容変更[編集]

多数の店舗で営業時間短縮や休業日を設けていた。

北食をはじめ北大生協運営の学食の閉鎖は行われないが、大学の許可を得て入構している学生・教職員以外の利用は不可、営業時間は大幅に短縮されていた。アクリル板の設置、座席の使用制限、メニューの絞り込み、会話の禁止、弁当の持ち込み禁止、ドレッシングの提供中止、給茶器の使用停止、滞在時間制限等の営業内容変更が行われた。ミールカードについては、令和2年度は実施されなくなり、生協電子マネーへの返金対応となった。

生協食堂が利用できない学生のため、北大生協管理マンションでの昼食の出張販売を7月末まで実施。支払いは生協電子マネーまたは現金であった。

北食2階の特設会場での教科書の販売期間が各学部の授業開始日に合わせ延期。新入生の教科書購入方法は通販のみで生協店舗での購入は不可。上級生も、全学教養科目を履修する場合は教科書は通販購入となった。

平時は学外者の生協の利用を認めているが、2020年10月まで学外者の利用を禁止していた。2020年11月に学外者の利用制限は解除されたが、学外者は組価の1割増しの来訪者価格を支払う。

北大生協教職員委員会はコロナ以前から機関紙を定期発行していたが、新たに北大生協学生委員会も月刊の機関紙発行を開始した。

2020年5月に開催された総代会は、1年生総代と学外団体総代を選出せず規模を縮小して開催された。

2020年6月、北海道知事の要請に基づく「新北海道スタイル」安心宣言を発表した。

2021年2月24~25日、前期入試実施に伴い、クラーク会館の入館制限が行われ、保護者説明会に出席する受験生保護者及び関係者以外の入館は不可となった。期間中、最寄りの生協食堂はエンレイソウ内レストランであった。

2023年3月13日、政府はマスクの着用は個人の判断に委ねる「脱マスク」政策をとったが、北大生協は引き続き店舗利用時のマスク着用を必須とした。

2023年5月8日より、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に変更されたのを機に、学食における上述の規制の多くが撤廃され、コロナ禍前の営業にほぼ戻った。

講義への影響[編集]

全学的な影響[編集]

2020年東京五輪マラソン競技のため各学部の学事暦が大幅に変更されていたが、更なる学事暦の変更を余儀なくされた。五輪マラソンにより授業終了日を繰下げできない関係で、祝日授業や6講時授業、北大祭期間中の授業を行う学部もある。ただし五輪マラソン、北大祭は後にいずれも延期発表されため授業終了日の繰下げが可能となり、大半の学部はお盆期間中にも講義が行われ、1学期の授業最終日が8月末となる。

新年度の各種ガイダンスの実施については各学部で対応が分かれ、当初の予定通り4月上旬に対面形式で進級、移行ガイダンスを実施した学部も見られる。

夏期集中講義であるHokkaido Summer Instituteは留学生、学外生の受け入れを行わず、北大生のみを対象に実施される。

全学教養科目に関して、国立大学コンソーシアム単位互換科目は今年度は不開講となった。

オンライン授業の実施[編集]

笠原総長職務代理は大学公式ホームページに掲載した新入生に向けての告示の中で、オンライン授業実施について言及した。医学部医学科や工学部では、4月早々にオンライン授業を行う旨を公表している。

オンライン授業実施環境の準備がオープンエデュケーションセンターにより行われている。同センターは特設サイト「オンライン授業導入ガイド」を開設し、学生に対し、パソコン、マイク付きイヤホン、Webカメラ等の受信用機材の用意とソフトウェア3種のインストールを求めている。

「オンライン授業導入ガイド」サイト内には「鳥獣戯画」に登場するカエルやウサギを模したキャラクターが描かれている。サイト開設当時はコロナウイルスを漫画化した画像をトップページに掲載していたが、後に削除された。

5月下旬、学生のオンライン授業受講環境を把握し今後の対面授業実施可否の参考にするため、全学生を対象に居住地調査を実施した。しかし、新入生向けの調査で、所属の選択肢が総合文系と総合理系しかなく、学部別入試での合格者への配慮に欠ける調査となった。

対面授業の解禁[編集]

総合教育部では、体育学自然科学実験や演習を含め全ての講義が当面の間オンライン授業で行われる。国の緊急事態宣言解除により仮にBCPのレベルが引き下げられても、総合教育部では今学期は対面授業は実施されない予定と発表されたが、7月10日以降必修科目の情報学Ⅰ、及び一般教育演習、総合科目、主題別科目、体育学の一部は対面授業を行う見通しとなった。

また試験を札幌キャンパス内で対面で行うかどうかについては、オンライン試験またはレポート代替を原則とし、一部の試験は対面で実施されることとなった。一例として、7月11日に全新入生が受ける英語Ⅱ中間試験のTOEFL、及び第2外国語統一試験は予定通り実施される。他の対面で実施する試験は、今年に限り試験期間を設けて試験期間で実施される。

総合教育部は6月19日以降を対面授業出席準備期間とし、札幌圏以外に在住している新入生は7月11日のTOEFLに間に合うよう札幌圏へ引っ越す必要がある。

また、教養棟への入構ルールや対面授業の前後にオンライン授業がある場合の対処法についても発表されている。

一方、学部専門科目は工学部薬学部の実験科目、水産学部函館キャンパス開講科目など、6月以降に対面授業を実施する学部がある。対面授業のため登校する場合、学部棟への入構に際し各学部で定めている入構ルールに従わなければならない。逆に医学部保健学科は実習の開講時期を2学期に変更したため、BCPレベルの引き下げによらず今学期の対面授業を行わない。

令和3年度の授業に向けて[編集]

令和3年1月、「北海道大学における令和3年度の授業実施方針について」なる文書が発出された。

令和2年10~11月のレベル1時の対応を踏襲している。また、同じ授業を同時配信授業・対面授業・オンデマンド授業の3つを組み合わせるハイフレックス授業を実施する方針である。

本文書では、適切な課題量やフィードバックの配慮、学生同士がコミュニケーションを持つ機会への配慮、Zoomをクラス内交流の場として利用出来ること等が新たに明文化された。

新入生への影響[編集]

総合教育部は当初4月15日授業開始を予定していたが、5月11日に再延期された。

総合教育部は、新入生のためにホームページ上で学生便覧を公表した。公表された学生便覧はコロナの影響が反映されていないため特に日程に関しては齟齬があり、こまめにホームページを確認して最新情報を得る必要がある。

ラーニングサポート室は新入生向けに数学、物理学、統計学のプリントを配布していたが、学生の登校を自粛させている中プリントを取りに新入生が登校しているという矛盾があり、後に配布方法を郵送に変更した。

今年度はMANAVI履修相談会が行われないため、特に理転を志望する総合文系、文転を志望する総合理系生は相談相手がいなく、理転・文転を経験した上級生をSNSで探し履修相談するケースがある。

北大公式ホームページで発信される新入生向け情報は1箇所にまとめて掲載されておらず、担当部署によってバラバラに発信されるという欠点がある。現在、一部の新入生有志がTwitter上で、新入生向け情報一覧をまとめて情報配信している。

例年は基礎クラス単位でLINEグループが作られる傾向であったが、今年度は英語Ⅰのクラス単位でもLINEグループが作られるようになっている。

ピアサポートの一貫として、新入生の情報学Ⅰ数学物理学化学について情報発信を行うTwitterアカウントが開設された。

ラーニングサポート室には今年の新入生から課題過多の意見が多く寄せられ、これを受け授業課題に関する緊急アンケートを実施。結果報告書はラーニングサポート室のホームページに掲載されている。

学部移行に関するガイダンスは原則オンライン開催となった。例年より大学当局が提供する情報が少なく、武田塾新札幌校や一部の公認学生団体のTwitterアカウントで学部・学科紹介のツイートが行われている。

大学院入試への影響[編集]

一部の大学院では、例年TOEICのスコアシート提出を出願時に義務付け英語力の証明に用いている。

令和2年度は、TOEICの中止および受験人数制限によってTOEICを受験できない学生が全国的に続出している。北大の各大学院は、今年度に限りTOEIC受験不要とする等の特例措置を取る所が多い。

また、水産学部のように対面での筆記試験を取りやめ、オンライン試験に変更する大学院がある。

学生生活への影響[編集]

学生活動の自粛[編集]

北大当局は、学生の帰省や旅行、課外活動の当面の間の自粛を要請した。同時に体育館、サークル会館等の課外活動施設が3月4日~当面の間休館となる。

長谷川副学長は、「生活行動に関する注意事項について」という文書を発布した。文書では、道外から札幌に来た後の2週間の自宅待機や、北大キャンパスへの通学の自粛等を学生に求めている。

交響楽団の卒業演奏会の中止、落語研究会の卒業口演の2021年度への延期等、卒業生の最後の発表会の中止や延期を余儀なくされるサークルが続出した。4月に開催予定だったクラーク大サーカスの延期をはじめ、新年度早々に行われる筈だった活動は実施不可となった。

BCPレベルが0に引き下げられる迄はオンライン以外の課外活動は不可であるから、最終学年次に何もできずに部活・サークル引退を余儀なくされる学部4年生が続出している。

レベル1に引き下げ後、感染対策を提出する、合宿を行わない等の条件付きで対面での課外活動が再開された。

11月に札幌市での感染が拡大した時、山口副学長は「学生の感染事例が増えており,その中には感染者が課外活動の後などに会食を行っていたなど,大変残念な事例も複数見られております。」と指摘した。

11月18日にレベル2に引き上げられ、再び課外活動全面禁止の措置が取られた。当日は各サークル一斉に「課外活動は中止になりました」ツイートをTwitter上で行った。中には恨み節を述べるサークルもあった。禁止期間中、交響楽団の定期演奏会やカーリングサークルの札幌予選が予定されているが、前者は中止を余儀なくされた。

北大新聞編集部は、Web新聞『THE MAINSTREET』にて11月30日付で「 北大、今年度中はレベル2維持へ —新型コロナの行動指針」という記事を掲載した。これは令和2年度中の対面でのサークル活動が不可となることを意味する。全国大会に出場予定だった課外団体や個人は予定が潰れ、無念のツイートを行う者も多い。

学部によっては、全学の行動指針よりも厳しい対応を学生に求めているところがある。例えば医学部保健学科は、サークル・部活動の禁止及び旅行・アルバイトの自粛を要請している。

サークル新歓への影響[編集]

サークルの新歓期は、公認・非公認を問わず7月10日(BCPレベル1引き下げ当日)以降である。

7月10日以降、公認学生団体は団体活動、対面での新歓は引き続き禁止され、屋外個人練習のみ許可される。公認団体が使用する課外活動施設も引き続き閉鎖される。北食2Fのボックス席のサークル使用も不可である。しかしオンライン活動については制限を設けない。非公認サークルにも同様の要請がなされ、ほぼ全ての非公認サークルは公認団体に追従し対面新歓を自粛している。北大系テニスサークルの一部などは10日に対面新歓を予定していたが、断念せざるを得なかった。

北大当局の要請に従わずに対面新歓を行った非公認サークル団体が学生から非難された。マスクなし、ソーシャルディスタンス無視での大人数での宴会を居酒屋で行った様子を団体のSNSに投稿した事で禁止されている対面新歓が発覚、一両日中にSNSの炎上を招く結果となった。

各サークルは新入生への直接の接触が不可能になり、サークルの新歓の場はSNSが主戦場となっている。北大のサークル情報をまとめたポータルサイトが複数開設されている他、仮想空間上では「北大バーチャル新歓」が実施されている。

オンライン上でのサークル活動は禁止されてなく、コロナを機に非公認サークル団体の新規立ち上げが相次いでいる。しかし、新設のサークル団体の中には活動内容が不明確なのも混在し、大学当局は新入生に対し注意喚起のメールを発出した。

一部のサークルは、新歓期に入る前のオンライン新歓の段階で入部を締め切る所もあるから、新入生は興味があるサークルの新歓情報をTwitterで得る事が望ましい。

各サークルの新歓方針については以下のパターンがある。

  • オンライン新歓で部員募集のみを行い、対面活動再開時から活動に参加する。
  • 対面活動が解禁されるまでは新歓を行わない。
  • 入部することを確約している新入生に限り入部受付を行い、新歓練習ではなく通常の個人練習に参加する。

コロナを機に設立されたサークル団体[編集]

  • No More Coronaプロジェクト(解散)
  • 北大系Kpopサークル3K
  • 北海道大学積分サークル
  • 北大理転サークル
  • 北大お天気愛好会「ほっきかい」
  • 北海道大学 学費半減を求める有志の会
  • 北海道大学お嬢様部

その他の影響[編集]

4月に各種ガイダンスやサークルの新歓が行われないため、友達作りに不安を感じる新入生が多く、授業開始日延期の発表以降新入生のTwitterアカウントの開設が相次いでいる。(例年は合格発表直後にTwitterアカウントを開設する学生が多い。)Twitterのアンケート機能を利用し同期にアンケートを取る新入生も多い。

令和2年度入学の新入生は春友祭、クラスマッチ、北大祭など新入生同士の交流の機会が皆無となり、対面授業非実施で基礎クラス制度が骨抜きになった。入学年度の学生生活のバックグラウンドが上級生とは大きく異なり、随所で1年生と2年生の対立が顕著に見られるようになった。

授業開始日までの間にかなりの期間があるため、教習所に通う新入生、在学生が相次いでいる。しかし、教習所では「3密」による感染拡大の可能性があり、教習所通いを批判する意見もある。その後緊急事態宣言発令により教習所が休業し、大学の休業期間に免許を取ろうという計画は修正を余儀なくされた。

旧帝大7大学のうち、北大を除く6大学の大学祭実行委員会は連名で共同声明文を出し、学生文化の維持に向け学生に協力を求めた。北大祭全学実行委員会は当初この声明には加わらなかったが、後に声明に賛同した。

えるむ(広報誌)』2020年12月号は、馬術部のサークル紹介を除きコロナ特集号となった。

多彩な修学支援[編集]

  • 文部科学省は、「学びの継続」のための『学生支援緊急給付金』を創設し、北大でも受付を行った。
  • 北大当局は独自に「緊急修学支援金」の支給を実施。2500名程度の北大生に、5万円または10万円の奨学金の支給を行った。
  • 更に北大当局は、コロナ禍のため家計が急変した学生に対し令和2年度前期の緊急授業料減免を行った。
  • 北大当局はオンライン授業受講環境整備が困難な北大生のため、ノートパソコンとルーターの無償貸与を実施した。
  • 恵迪寮同窓会は寮生に米1.4トンとトイレットペーパー144パックを支給を行った。
  • 農学部は学生と院生に米と牛乳を配布。
  • オホーツク管内湧別町はコロナの影響で困窮する教育学院の院生に米100袋とタマネギ1.2トン等を支給。

北大職員の感染[編集]

1人目[編集]

北大当局は、道内83例目にあたる感染者が、事務局に勤務する男性職員であることを3月6日に公表した。この発表の直後に後期入試の中止が発表されたため、後期入試の実施可否に何らかの影響を与えたものと推測される。

その後、教職員に対しては公共交通機関出勤者の時差出勤の導入等の感染拡大防止策が取られるようになった。

2人目[編集]

さらに4月上旬、北大病院の消化器内科の男性医師が新型コロナウイルスに感染した事が公表された。当該医師は、3月下旬に同僚の医師や病院関係者とともに飲酒を伴う送別会に出席していたことが報道により明らかになった。

3人目[編集]

5月上旬、札幌キャンパスに勤務する事務職員(所属部署は不明)が新型コロナウイルスに感染した事が公表された。

コロナ研究の開始[編集]

西浦博医学研究院教授を初め、北大は続々とコロナ研究に着手している。詳細は北大公式ホームページを参照されたい。 https://www.hokudai.ac.jp/news/2020/06/post-686.html

西浦教授の業績については、西浦博の項目を参照されたい。

ホームページに掲載されていないコロナ研究もある。例えば、人獣共通感染症リサーチセンターの高田教授は、次亜塩素酸水を用いてコロナ不活性化実験を実施。後日、NITE(製品評価技術基盤機構)は北大の研究結果を否定する研究発表を行った。これを受け北大は第2弾の研究発表をリリースし、研究発表の応酬合戦となっている。

人獣共通感染症国際共同研究所シオノギ創薬イノベーションセンターは北大のコロナ研究において大きな役割を担っている。

No More Coronaプロジェクト[編集]

令和2年3月に医学部学生を中心に立ち上げられた課外団体である。政府や北大当局が発信している情報を画像化等の手法を用いて「見える化」を行い、北大生に向けて整理し情報配信を行っている。

活動にあたっては、医学研究院の玉越教授の監修を受けている。

団体の活動はYahoo!ニュース等で取り上げられ、ごく一部の批判的意見はあるものの、学内外から多数の共感を呼んでいる。

遊びを断るテンプレや祖母に対する電話対応のテンプレを作成し話題となった。

令和2年5月31日を持って解散した。

寄附金のお願い[編集]

  • 北大フロンティア基金は、校友会エルムと連名で卒業生に対し修学支援基金への寄附を呼び掛けている。既に多数の寄附が集まり、北大フロンティア基金のホームページ上で寄附者から学生への応援メッセージが閲覧できる。
  • 北大病院は、医療崩壊防止のため「北大病院新型コロナウイルス安全安心基金」への寄附金の募集を開始した。

レベル0への引き下げとコロナ対応の終了[編集]

2023年5月8日、国は新型コロナウイルス感染症を5類相当に引き下げたのを機に、北大でもレベル1からレベル0に即日引き下げたのと同時に、教職員や学生に課していた様々な制限を撤廃した。

コロナという病気そのものは終わったわけではないが、3年以上に渡る北大での平常時とは異なるコロナ対応は、附属図書館の学外者の利用制限や北大祭の来場人数制限など一部を除き終了した。



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