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生活協同組合

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北海道大学生活協同組合(ほっかいどうだいがくせいかつきょうどうくみあい)は北大の大学生協。北大生協。

概要[編集]

主な事業は食堂、購買、書籍の店舗運営である。共済事業(大学生協の学生総合共済)や住居紹介アルバイト紹介なども行っている。 他に学生委員会が中心となって新歓活動や受験生歓迎活動を実施している。

生協サービスの利用には、20口20000円の出資金を預け、生協組合員になることが必要である。20口20000円は出資要請額であり、生協法との関係では1口1000円から組合員になることは可能であるが、北大生協の安定的な経営(日々の仕入れなど)を維持する観点から、出資要請額が定められている。出資金は卒業・異動で北大を離れるときに返還される。進学時には組合員資格は引き継がれるが、新旧学生証の機能移行や所属変更を行う必要がある。

組合員証は令和5年1月以降は全国の大学生協にて統一された大学生協アプリに組み込まれ、レジでの支払いは現金払いの他、大学生協アプリをスマホにダウンロード後個人情報を登録し、学内にあるチャージ機や生協店舗のレジでチャージして使用する事ができる。特に教科書は単価が高く、ポイント還元による恩恵が多い。

北大生協を利用しているうちに、不満や意見を言いたいことがあるかもしれない。各店舗には「組合員の声」という目安箱が設けられ、生協に対する要望を投書する事ができる。投書された意見は原則回答が行われ、店舗に掲示される。近年は、北大生協に関する苦情を「組合員の声」ではなく大学事務に直接申し出るケースが多く、大学当局が北大生協を指導する場面がみられる。

経営状況の悪化[編集]

近年、学食にはランパス、教科書販売にはSTUDY FOR TWO、購買にはセイコーマートというライバルが出現している。セイコーマートができてからの中央購買、食堂、コップパンの経営は厳しい(北大生協教職員委員会機関誌『きぼうの虹』No379、p8)。しかし、書籍部でランパスを販売したり、生協が開発した北大グッズをセイコーマートで売っていたりしている。

新型コロナウイルス感染症は生協の経営悪化を決定的なものとした。オンライン授業が主体となったため学生が登校しなくなり、更に感染防止対策を余儀なくされ食堂部や購買部は大打撃を受けた。割引制度が縮小され、特に書籍の共同購入(協同購入ともいう)は令和2年10月から廃止された。また、かつて発行されていた紙の書籍利用券は令和3年3月を以って利用終了となる。かつては教科書購入は基礎クラス・学科単位で共同購入を利用するのがメジャーだったが、書籍共同購入という文化が消え失せる事となった。

この状況を受けて獣医学部店と恵迪寮内にあった学生寮店がそれぞれ閉店した。

総代[編集]

北大生協の年間計画は総代会という会議で決められる。1年生は各クラス1名、上級生・院生や教職員は学部毎に総代が選出され、総代会での議決権を持つ。

総代募集に関し、生協職員による執拗な勧誘手法への苦情が「学生の声 on Web」を通じて大学当局に寄せられている。

学生委員会[編集]

学部生の有志により結成される、北大生協を学生に普及するための組織。通称「GI」。「学生組織委員会」と名乗る事もある。

総代との相違点は、総代は北大生協の運営に直接関わらないのに対し、学生委員は学食や購買の企画やイベントに直接関わる。

オープンキャンパスや2次試験での道案内、受験生・北大生向けの冊子・機関紙の編集、新友の集いの運営等を行っている。

食堂[編集]

構内の至るところにある福利厚生施設のテナントとして食堂を運営している。

特に一年生や工学部の学生を対象とした北部食堂は大きく、国内でも最大規模の収容数を誇っている。

2023年1月12日に「2023年2月27日から食堂定番メニューの価格改定を致します。」というお知らせが掲出され、値上げとなった。

度重なる原材料の価格高騰、物流費、人件費等コスト上昇の中、内部努力で価格維持をしていましたが、来年以降も原材料費をはじめとするコスト上昇が確実なため現行価格を維持することが困難となりました。
何卒、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

一覧表に示された価格改定の詳細は以下のとおり。

価格改定の詳細
分類 改定幅金額
おかず 160 円〜300 円以上 10 円の値上げ
総菜・小鉢 60 円〜80 円 現状の価格を維持します
ポテト&コーンサラダ 20 円の値上げ
ライス(全サイズ) 10 円の値上げ
みそ汁 10 円の値上げ
豚汁 現状の価格を維持します
丼物 20 円の値上げ
カレー 20 円の値上げ
ヒレカツカレー 40 円〜70 円の値上げ
麺類 20 円の値上げ
食堂製造お弁当 30 円の値上げ

なお、この時期は2020年から続くコロナ禍の影響もあり、世の中全体が経済的に不安定で 飲食店をはじめとした多くの場所で値上げが行われていた。 この値上げも関連したものであり、運営に大きな不備があったわけではないと思われる。

発行している冊子・機関紙[編集]

学生委員会発行[編集]

  • NITOVE
受験生歓迎冊子。オープンキャンパスで配布。北大受験の事や勉強法が掲載されている。
  • 秋桜
フロンティア入試受験生歓迎冊子。
  • いな蔵
受験生歓迎冊子。前期入試後期入試時の受験相談会場で配布。受験直前情報や合格体験記等が掲載されている。
新入生歓迎冊子。入学手続き書類に同封。合格後の生活の準備や大学生の学び方、生協利用法が掲載されている。
機関紙。年3~4回発行。北大生の生活全般や生協の宣伝が掲載されている。
  • 月刊GI
機関紙。月刊。コロナ禍を機に刊行された。前月の学生委員会の活動実績が掲載されている。原則としてオンラインで入手する。

院生委員会発行[編集]

  • ほんでないかい
「北大生の北大生による北大生のための書評誌」。年1回、冬頃発行。院生でなくても書籍部等でもらえる。書評のほか、その年に北大内で話題になった出来事に関連する人へのインタビューが掲載されることが多い。
  • いんでないかい
新入院生向けの新歓冊子。主に、北大以外の大学から進学してくる院生向けの内容となっている。北大生協に資料請求すると入手できる。

教職員委員会発行[編集]

  • きぼうの虹
機関紙。隔月発行。北大に関する読み物、生協の宣伝、学生委員会や院生委員会の活動実績などが掲載されている。1面の「Opinion!」は、北大生協に限らず、社会情勢に切り込むような北大生・北大教職員からの鋭い意見が書き連ねられている。きぼうの虹フォトコンテストの実施主体となっている。

大学生協事業連合北海道地区(旧・大学生協北海道事業連合)発行[編集]

  • TOKUREPO
北海道地区の大学生協が共同で発行していた小冊子。月刊でオススメの食堂メニューや文房具、書籍などを紹介していたが、2018年12月号を最後になくなった。発行母体であった「大学生協北海道事業連合」が東北・東京・東海・関西北陸・九州地域とともに大学生協事業連合に発展的合併(2018年11月)したことによるものと考えられる。
  • 大学生協のカタログショッピング
パソコンや電化製品のパンフレット。月1回、各研究室に配布されている。

関連項目[編集]



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