バイカルハナウド類似植物事件
バイカルハナウド類似植物事件(バイカルハナウドるいじしょくぶつじけん)は札幌キャンパスの北11条門付近でバイカルハナウドに類似した植物が発見された事件。
概要[編集]
2025年6月24日、北11条門付近の新渡戸通りにてバイカルハナウド(ジャイアントホグウィードともいう。国内未確認の外来危険植物)らしい植物が自生しているのが観光客によって確認され、関係各位への通報及び情報がSNSで拡散される。子どもの園保育園の至近で確認され、園児が触る可能性も排除できない。
北大以外に、札幌市白石区やオホーツク管内北見市でもバイカルハナウド類似植物発見が報じられる。
大学の対応[編集]
初動[編集]
発見当日中に状況確認が行われ、発見場所周辺の立入禁止の措置が取られた。翌日までに該当植物は刈り取られた。
第一報[編集]
専門家による同定・駆除作業に着手したことを報告した。
2025年6月25日北大プレスリリース「毒性の疑いのある植物の生育について」
第二報[編集]
環境省・北海道・札幌市と協力して対応していること、サンプルがなくて該当植物はバイカルハナウドとは特定できなかったこと、該当植物は明らかに在来種とは異なること、札幌キャンパス内では他の場所での該当植物の成育はなかったこと、化学分析による光毒性の簡易試験の準備中であることを報告した。
2025年7月3日北大プレスリリース「(続報)毒性の疑いのある植物の生育について」
第三報[編集]
記者会見を行い、学内専門家(総合博物館と薬学部の教員)による該当植物の同定作業及び成分分析が完了し、そのレポートを発出した。
2025年7月15日北大プレスリリース「(第三報)毒性の疑いのある植物の生育について」
