オープンキャンパス
オープンキャンパスは北大の受験生を主にターゲットとした大学公開イベント。
概要[編集]
毎年8月上旬の日・月曜日を利用して行われる。
日曜日に小学生~高校生対象の自由参加プログラム、月曜日に高校生限定プログラムが行われるのが通例である。学部によっては他の日にプログラムを実施する所がある。
ほとんどの学部は学部紹介や模擬実験などオーソドックスな内容が多い。オープンキャンパスならではの人気模擬授業もあり、法学部の吉田教授によるAKBをネタとした知財の模擬授業は人気である。高校生限定プログラムでは実際の研究室で一日弟子入りという貴重な体験が出来るプログラムもあれば、「大学院生による大学院の研究紹介」という大学院志望者向けプログラムもある。
総合博物館では学部の情報を常時提供しているためオープンキャンパスに行くのは必須ではないが、フロンティア入試受験生は面接でオープンキャンパスの感想を聞かれる事があるため、参加するのが望ましい。また、入学後に障碍等のため修学上の配慮を希望する受験生は、オープンキャンパスで相談コーナーが設けられるから、参加するのが望ましい。
年度によっては、同じ北大の敷地内で行われる放送大学のオープンキャンパスと日程が重複することがあるため、間違って放送大学のオープンキャンパスに行かないよう注意したい。また、北海道や北大等が共催する科学体験イベントの「サイエンスパーク」などオープンキャンパスに無関係な他のイベントが構内で行われることがある。
注意事項[編集]
令和4年度から、受講証発行が現地にてオンラインで行われるから、スマホ持参が必要となる。
令和5年度から、参加申込みの前に北大公式ホームページ上でマイページの作成が必須となる。
令和6年度から、自由参加プログラムの対象者に小学生~高校生の制限が設けられ、対象者に該当しない大人は参加不可となる。
学生による企画[編集]
パンフレット記載のプログラム以外に、学生による下記の企画が実施され、受験生が北大在学生と話す機会が設けられている。その他、体育会系クラブの一部がオープンキャンパスに併せて体験練習会を開催する。
プレオープンキャンパス[編集]
例年オープンキャンパス前日の土曜日に開催される、北大キャンパスビジットプロジェクトによる企画。キャンパスツアーや北食での交流会等が行われる。
北大生協による企画[編集]
北大生協学生委員会はオープンキャンパス当日、「北大生と話そう」という企画を実施し、受験生の相談に応じている。
また、通常の日曜日は閉店している学食や購買を臨時営業し、学食のメニューを体験できる。ただしオープンキャンパスは参加者が多く、学食は大変混雑する。尚、参加する学部によって利用可能な食堂を指定している。
パンフレットに掲載されている北大キャンパスビジットプロジェクト主催のキャンパスツアーとは別に、北大生協学生委員会主催のキャンパスツアーも行われる。
恵迪寮オープンドミトリー[編集]
恵迪寮はオープンキャンパス開催に併せ寮の一般公開を行い、普段の寮生活の説明を受けられる。
エピソード[編集]
総合博物館のミュージアムカフェぽらすでは、ソフトクリームが一番売れる日がオープンキャンパス当日である。
2018年オープンキャンパスの際に化学科学生が制作した、理学部の建物から学生が脱走する内容の動画付きのツイートが65000もの万バズを集めた。
令和2年度の開催[編集]
2020年東京五輪マラソン競技札幌開催に伴い、令和2年度の開催期日は8月上旬から、9月のシルバーウィークの2日間開催に変更されることが発表された。
その後、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、日程を1日間に短縮し開催形態がオンライン開催に変更となった。北大生協の受験生歓迎活動も中止となり、当日に北大に行っても何もないので要注意。
オンラインオープンキャンパスの参加には、特設サイト上での事前申し込みが必要である。