都ぞ弥生
都ぞ弥生(みやこぞやよい)は恵迪寮の明治45年度寮歌である。作歌は横山芳介、作曲は赤木顕次。
概要[編集]
学外者から「都ぞ弥生は北大校歌である」との誤解を受けることがあるが、「永遠の幸」という校歌が別に制定されている。
歌詞は5番まであるが、ほとんどの場合1番のみ、または1番と2番が歌われる。フルコーラス歌うのは、北大祭のフィナーレや恵迪寮の行事などに限られる。 卒業式でも式次第の中に「都ぞ弥生斉唱」というものがあり、歌う時間が設けられている。
恵迪寮では明治40年から毎年寮歌を作り続けており、すでに100曲以上の歌があるが、なぜか「都ぞ弥生」は寮生に限らず、部活動などを中心に全学的に歌われている。 明治40年の最初の寮歌ではなく、明治45年の寮歌が歌われているのは謎である。
サークルの一部に、「都ぞ弥生」を「都ぞやよい」と表記するサークルがある。
新入生と「都ぞ弥生」[編集]
北大の新入生は、クラスマッチで初めて「都ぞ弥生」と「永遠の幸」を歌う。そのため、クラスマッチのダンス練習と並行してこれらの歌を練習する。
他に、新歓期の昼休みに北食前で、合唱団や混声合唱団の「都ぞ弥生」の合唱の実演を聞いて歌を覚えることもある。
令和2年度新入生は「都ぞ弥生」を練習する機会がなかったため、「都ぞ弥生」を歌えない者も多い。 更に言ってしまうと、そのあとの年もクラスマッチ不開催などの理由でやはり練習する機会がなく、歌えない学生の割合は確実に上昇していくであろうと思われる。
いろいろな「都ぞ弥生」[編集]
「都ぞ弥生」はいろんな場面で歌われており、世代や団体によって歌い方が異なることが多い。 自転車競技部ではフレーズの間を伸ばす歌い方をしたりするなど、様々である。
以下は北大合唱団が歌う「都ぞ弥生」で、冒頭の寮生が歌うものとは趣が異なる。