応援団
北海道大学応援団(ほっかいどうだいがくおうえんだん)は体育会の直轄組織。見た目がスゴイ。一部学生から「援団(えんだん)」と略称される。
概要[編集]
ともに活動することも多いが応援吹奏団とは別の団体である。
応援団は主にボロ羽織を着た男子学生が所属し、肉声や太鼓を用いて応援活動を行い、応援吹奏団は学ランやスーツを着た男女学生が所属し、主に金管楽器を用いて応援活動を行っている。団体は2つに分かれているが殆どの応援活動を両者一体で行っている。応援団は創立から長きに渡り女子はいなかったが、令和5年、初めて女子団員が入団した。
入試の2次試験前日は教養棟近辺にて応援吹奏団とともに受験生を激励し、合格発表当日には合格者を祝福する活動を行っている。
新歓期には新入生に対する寮歌指導を各クラス単位で実施している。昭和末期ぐらいまでは、授業中に応援団が乱入し、授業担当教員の半ば公認で授業を中断し、新入生を空き地に連れ出して寮歌指導を行っていた時期があったが、現在は単位の実質化うんぬんもあり、クラスメンバーの空きコマを調整して寮歌指導が行われるようになった。
応援団は2019年度から、楡陵祭実行委員会、北大生協学生組織委員会、北海道大学体育会、農学部学生自治会と並んで全学新歓の構成団体となった。(2018年度以前は恵迪寮が全学新歓構成団体だった。)
飲酒死亡事故[編集]
2013年夏、躰道部と応援団・応援吹奏団が参加していたコンパで躰道部員が急性アルコール中毒で死亡した。
これらの3団体は有期活動停止処分を受けた。また、当時の総長や役員が記者会見の最中に緑のビアガーデンに参加しており、マスコミの批判を受けた。
この事故を機に、全学的に飲酒事故防止や未成年者飲酒防止の機運が高まるきっかけとなった。
備考[編集]
北大公式ホームページの寳金清博総長コラム「北光一閃」No.50で応援団について触れ、「破天荒で前衛的カルチャーを持つ」「世界でも唯一のものである」と評された。