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'''小林快次'''(こばやし よしつぐ)は、[[総合博物館]]教授。専門は古脊椎動物学。ニックネームは「ダイナソー小林」。
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'''小林快次'''(こばやし よしつぐ)は、[[総合博物館]]教授。専門は古脊椎動物学。[[あだ名|ニックネーム]]は「ダイナソー小林」。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
博物館に所属する恐竜が専門の教授である。むかわ竜を発見し、数々の賞を受賞している。2019年3月までは准教授で、4月に教授に昇任。
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博物館に所属する恐竜が専門の教授である。むかわ竜を発見し、数々の賞を受賞している。2019年3月までは准教授で、4月に教授に昇任。現在は、総合博物館副館長。
  
2018年度までは夏休みや冬休みの長期休暇中に、現在は通年でNHKラジオで放送される「[[子ども科学電話相談]]」の名物解答者である。北大関係者では[[獣医学部]]の小菅客員教授も出演しているが、知名度は小林先生か断トツである。
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北大では長らく学部専門科目のみ担当していたが、令和5年度以降は[[総合科目]]「環境と人間」の新入生向けの2授業の分担教員として出講する。
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2025年度にアラスカへの発掘調査に行くことを目的に、北大公認[[クラウドファンディング]]によって資金調達を開始した。
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== 子ども科学電話相談 ==
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2018年度までは夏休みや冬休みの長期休暇中に、現在は通年でNHKラジオで放送される「[[子ども科学電話相談]]」の名物解答者である。北大関係者では[[獣医学部]]の小菅客員教授も出演しているが、知名度は小林先生が断トツである。
  
 
番組では、まず幼児や小学生らの質問者に対し予備知識を述べさせ、その後質問への回答を行う。子どもだからと容赦せず、専門家レベルで回答する。(そもそもいわゆる「素人の質問」は小林先生宛てには来ない。)優れた質問者に対しては北大へのスカウトを行うのが名物で、小林先生にスカウトされるのを励みに恐竜知識を勉強するちびっ子も多い。同番組でスカウトされ、実際に北大に入学した人もいる。
 
番組では、まず幼児や小学生らの質問者に対し予備知識を述べさせ、その後質問への回答を行う。子どもだからと容赦せず、専門家レベルで回答する。(そもそもいわゆる「素人の質問」は小林先生宛てには来ない。)優れた質問者に対しては北大へのスカウトを行うのが名物で、小林先生にスカウトされるのを励みに恐竜知識を勉強するちびっ子も多い。同番組でスカウトされ、実際に北大に入学した人もいる。
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近年は北大スカウトの代わりに弟子の田中康平博士が在籍する筑波大学へのスカウトを行うことが増えた。質問当時は小学校低学年以下の年齢の子どもが大学受験する年齢になるとき、小林先生は既に定年になっており、若い弟子のいる大学を薦めるのが合理的であるからで、質問者のレベルが低いからという理由ではない。
  
 
また、小林先生の特技に'''パス回し'''がある。質問の解答を小林先生1人で完結させず、専門外の事について小林先生が他の解答者に意見を求める行為である。近年はほぼ全ての質問にパス回しが行われ、パス回し先は鳥類学者の川上和人博士が多い。
 
また、小林先生の特技に'''パス回し'''がある。質問の解答を小林先生1人で完結させず、専門外の事について小林先生が他の解答者に意見を求める行為である。近年はほぼ全ての質問にパス回しが行われ、パス回し先は鳥類学者の川上和人博士が多い。
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== 備考 ==
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2023年の[[さっぽろ雪まつり]]は小林教授監修の下、大通4丁目STV広場にてティラノサウルスとカムイサウルスの大雪像が製作された。
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2023年冬、総合博物館内に小林教授の等身大パネルが設置された。
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2024年はイベントの[[北海道大学×STV SDGsデー]]のPRのため、STVテレビ・ラジオのワイド番組に多数出演した。
  
 
== 関連項目 ==
 
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2024年12月18日 (水) 09:51時点における最新版

小林快次(こばやし よしつぐ)は、総合博物館教授。専門は古脊椎動物学。ニックネームは「ダイナソー小林」。

概要[編集]

博物館に所属する恐竜が専門の教授である。むかわ竜を発見し、数々の賞を受賞している。2019年3月までは准教授で、4月に教授に昇任。現在は、総合博物館副館長。

北大では長らく学部専門科目のみ担当していたが、令和5年度以降は総合科目「環境と人間」の新入生向けの2授業の分担教員として出講する。

2025年度にアラスカへの発掘調査に行くことを目的に、北大公認クラウドファンディングによって資金調達を開始した。

子ども科学電話相談[編集]

2018年度までは夏休みや冬休みの長期休暇中に、現在は通年でNHKラジオで放送される「子ども科学電話相談」の名物解答者である。北大関係者では獣医学部の小菅客員教授も出演しているが、知名度は小林先生が断トツである。

番組では、まず幼児や小学生らの質問者に対し予備知識を述べさせ、その後質問への回答を行う。子どもだからと容赦せず、専門家レベルで回答する。(そもそもいわゆる「素人の質問」は小林先生宛てには来ない。)優れた質問者に対しては北大へのスカウトを行うのが名物で、小林先生にスカウトされるのを励みに恐竜知識を勉強するちびっ子も多い。同番組でスカウトされ、実際に北大に入学した人もいる。

近年は北大スカウトの代わりに弟子の田中康平博士が在籍する筑波大学へのスカウトを行うことが増えた。質問当時は小学校低学年以下の年齢の子どもが大学受験する年齢になるとき、小林先生は既に定年になっており、若い弟子のいる大学を薦めるのが合理的であるからで、質問者のレベルが低いからという理由ではない。

また、小林先生の特技にパス回しがある。質問の解答を小林先生1人で完結させず、専門外の事について小林先生が他の解答者に意見を求める行為である。近年はほぼ全ての質問にパス回しが行われ、パス回し先は鳥類学者の川上和人博士が多い。

備考[編集]

2023年のさっぽろ雪まつりは小林教授監修の下、大通4丁目STV広場にてティラノサウルスとカムイサウルスの大雪像が製作された。

2023年冬、総合博物館内に小林教授の等身大パネルが設置された。

2024年はイベントの北海道大学×STV SDGsデーのPRのため、STVテレビ・ラジオのワイド番組に多数出演した。

関連項目[編集]



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