ポプラ並木は札幌キャンパスにある並木道。北大の観光名所の代表格。
概要編集
北大の前身である札幌農学校の第2代校長、森源三の息子、森廣が1903年(明治36年)にアメリカから持ち帰った数本の並木が発祥とされ、その後、農場の風よけとして多くのポプラが植えられたという。
実は北大にはポプラ並木は複数個所ある。一つはこのポプラ並木で新渡戸稲造の胸像の奥へすすんだ北大農場付近にあり、もう一つは平成ポプラ並木で北大のメインストリートを北へ抜けたサイクリングロードの近くにもある。
観光客が北大生に道案内を頼むポプラ並木のほぼ100%は前者。メインストリートを北上しながら、北大総合博物館に沿うように左折し先に進むとたどり着きやすい。
夏の始まりにはポプラの綿毛が飛びまくる、そしてなぜか屋内に集積して特に掃除の手が届きにくい窓際が大変なことになる。
2004年の台風で新渡戸像付近のポプラが折れてしまった。当ポプラから得た木材を使い、総合博物館のチェンバロが作られた。また農学部芝生のベンチにもなっていたがこちらは北海道胆振東部地震に合わせて撤去された。
その他編集
北大生協は、「大吟醸 ポプラ並木」「特別純米 ポプラ並木」というネーミングの日本酒を、組合員及びその家族向けに販売している。