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2020年11月11日 (水) 23:13時点における版
概要[編集]
理学部本館の建物を利用した博物館である。入場無料。原則月曜日が定休日であり、定休日に当たってガッカリする観光客も多い。
全12学部の展示が行われ、「24時間オープンキャンパス」をコンセプトとしており、オープンキャンパスに行かなくても学部の情報が得られるようになっている。
老若男女楽しめる展示物が多いが、中には鹿のぬいぐるみを癌に罹患させるなどの残虐なものもある。
展示室の他にイベントスペースや講義室もあり、週末には講演会・公開講座などのイベントが多数開催されている。ポプラ並木の倒木によって作られたチェンバロも置かれ、たまにコンサートが開かれる。3階の講義室は理学部化学科で今も使われているらしいが、実態は闇。
カフェ・ショップ[編集]
館内には「ミュージアムカフェ ぽらす」と「ミュージアムショップ ぽとろ」が併設されている。
カフェではメニューに酒があり、セイコーマートができるまでは昼間から学内で飲酒できる唯一のスペースであった。北大マルシェ Cafe&Labo、インフォメーションセンターエルムの森カフェと共に北大3大ソフトクリームを構成し、オホーツク管内西興部村の牛乳を原料に用いたソフトクリーム(表記はソフトクリー夢)を名物メニューとして提供している。最近は昼食用の弁当の販売も開始し、味は好評である。しかし、こんなにカフェメニューが充実しているのに、観光客の多くは隣の建物の中央食堂にランチ目当てに吸い込まれていくのは不思議である。
「西興部村のソフトクリー夢」は2019年、講談社の「SARAH JAPAN MENU AWARD」ソフトクリーム部門で三つ星を受賞した。
カフェでは博物館の特別展にちなんだコラボメニューを不定期に提供している。これまで提供された主なコラボメニューを以下に挙げる。
- マグマカレー
- 地層パフェ
- シマエナガソフト
- お汁粉なのにバナナかよ
- エゾリスモンブラン
- タピ土器~続縄文期北大式土器~
小林先生[編集]
博物館に所属する恐竜が専門の教授である。むかわ竜を発見し、数々の賞を受賞している。2019年3月までは准教授で、4月に教授に昇任。
2018年度までは夏休みや冬休みの長期休暇中に、現在は通年でNHKラジオで放送される「子ども科学電話相談」の名物解答者である。北大関係者では獣医学部の小菅客員教授も出演しているが、知名度は小林先生か断トツである。
番組では、まず幼児や小学生らの質問者に対し予備知識を述べさせ、その後質問への回答を行う。子どもだからと容赦せず、専門家レベルで回答する。優れた質問者に対しては北大へのスカウトを行うのが名物で、小林先生にスカウトされるのを励みに恐竜知識を勉強するちびっ子も多い。同番組でスカウトされ、実際に北大に入学した人もいる。