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− 「北大祭」は楡陵祭・医学展・IFFなど複数の学部祭を総称したものを指す。近年は10の学部祭で構成されていたが、2019年の第61回北大祭は[[保健学科]]祭がなく、9つの学部祭が行われる。うち、歯学祭は建物改修工事のため、屋内展示を実施せず模擬店1店の営業のみとなる。2021年の第63回北大祭は、文系学部を対象とする文系祭が立ち上がった。運営は[[北大祭事務局]]が大学当局の力を借りることなく学生の力で行っている。+
− 日程は例年6月の第1金曜日から数えて3日間開催となっており、年度によってはYOSAKOIソーラン祭りと重複する事がある。第58回までは4日間開催であった。第61回はYOSAKOIの他、札幌医科大学・天使大学の大学祭とも日程が重複した。また、現在は22:00まで夜間の活動が可能だが、かつてはオールナイト営業が行われていた。+
− 北大祭事務局はTwitter上でハッシュタグを利用したプロモーションを行っており、2019年度は「#夕見子に教えたい北大祭」というハッシュタグの使用が推奨されていた。+
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− 楡陵祭は多数の模擬店が乱立しているので宣伝が必要不可欠であり、1年目クラス模擬店の宣伝のため、殆どのクラスはTwitter上でクラス模擬店宣伝アカウントを開設し、模擬店の情報提供を行っている。匿名質問サービス「質問箱」を設置し質問に答えるクラスもある。+
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− 学内外のバンドによるステージ。近年はバンド以外に地下アイドルの出演が増加している。屋内ステージか屋外ステージかは年度によって異なる。+
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− ファイアトルネードによる令和元年度以降の模擬店への影響は以下の通りである。
− * 各模擬店にて「防災・衛生指導者」を新設。
− * 模擬店間の間隔を広く開ける。これによって、模擬店数は減少。
− * 全模擬店で消火器設置義務化。→その後撤回され、2店で1つの消火器設置となった。
− * 各出店団体が支払う分担金の値上げ。
− * 1年目クラスへのサポートとして「楡陵祭アドバイザー」を新設。(試行措置)
− * 落選団体の翌年度優先出店権廃止。(これまでは企画出店の抽選に落選した団体に翌年度の優先出店権が付与されていたが、模擬店数減少により抽選倍率が高くなり落選団体が多く見込まれるため)
− * 企画責任者または防災・衛生指導者の常駐義務化。
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− 第64回の新企画。開催2週間前に各模擬店のPR動画を北大祭公式ホームページに掲載。投票により上位5団体が北大祭初日に行われる決勝に進出し、グランプリを争う。+
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− 工学祭の名物企画。コスプレによるダンスパーティー。日没後はボーカロイド同好会による初音ミクライブが開催される。使用する楽曲は、北大ダンパのホームページにてリクエストが可能である。+
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− 他大学の学園祭では声優やお笑い芸人を呼んでのトークショーが目玉企画として行われる事が多い中、北大祭では声優やお笑い芸人の招致はほとんど行われない。一方、2018年からNHKの番組に関係する有名人招致企画が毎年開催されている。(2020年は除く。)うち、2018~19年はNHK札幌放送局とのコラボ企画である。+
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− === Clark Festival ===+
− 北大公認の音楽系サークルによる演奏会。リコーダーアンサンブル、[[交響楽団]]、[[合唱団]]等が参加している。年度によって音楽系以外の文化系サークルの実演も行われる。+
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− 各学部祭の建物や北大の観光スポットを中心に24ヶ所のチェックポイントでスタンプを集めるもの。24ヶ所中1ヶ所は移動チェックポイントで、メインストリートを歩いているふっとう君(または北大祭事務局員)からスタンプをもらう。+
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− 主に幼児や児童を対象とし、工学部噴水前で行われる企画。ストラックアウトやすごろくが好評である。+
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− 30~60分で北大構内の名所旧跡を北大生ガイドが案内する。参加するには整理券が必要。参加後、ふっとう君グッズがもらえる。+
− 北大内のキャンパスツアーは[[北大キャンパスビジットプロジェクト]]やミュージアムショップぽとろが主に実施しているが、例外として北大祭ツアーはこれらの組織は関与せず、北大祭事務局員が担当する。+
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− [[保健学科]]と北保健センターが共同で行う健康啓発イベント。参加対象は10~29歳であり、北大祭企画の中では唯一年齢制限がある。+
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− 2018年、楡陵祭の模擬店企画で現金の他に仮想通貨決済が可能なカフェが2店出店された。+
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− 2019年は、地域通貨「Do」の実証実験が行われる。+
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− [[金葉祭]]実行委員会による2019年の新企画。例年10月に行われる[[イチョウ並木]]での夜間ライトアップを北大祭でも実施する。(1、2日目のみ)+
− === テーマソング ===+
− 第63回ではテーマソング『Dawn of the Blue Ocean ~滄海への旅立ち~』が製作され、YouTubeで公開された。+
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− <youtube width="400" height="240">B418z61DbOQ</youtube>+
− === 総長企画 ===+
− 平成時代までは北大祭に[[総長]]が前面に登場することは殆どなかった。しかし、[[寳金清博]]総長就任後は、2021年に特別公開講義、2022年に産学・地域協同推進機構の吉野正則教授との特別対談の総長企画が2年連続で開催される。
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→パネルプレゼンテーション Q博 ~北大生の学び~
== 概要 ==
== 概要 ==
「北大祭」は楡陵祭・獣医学祭・工学祭・医学展・歯学祭・薬学祭・理学祭・農学祭・IFF・文系祭の10の学部祭を総称したものを指す。主催は北海道大学と北大祭全学実行委員会の共催である。運営は[[北大祭事務局]]が主体で行っている。
日程は例年6月の第1金曜日から数えて3日間開催となっており、年度によってはYOSAKOIソーラン祭りや札幌医科大学・天使大学の学祭と重複する事がある。第58回までは4日間開催であった。また、現在は21:00まで夜間の活動が可能だが、かつてはオールナイト営業が行われていた。
2007年に、公式キャラクター[[ふっとう君]]が制定された。
2007年に、公式キャラクター[[ふっとう君]]が制定された。
例年、「学生主体」「地域貢献」「交流の場」の北大祭の3つの理念の下で開催される。ただし、これらとは異なる理念が採択されたことがある(第53回、第66回など)。
北大祭事務局は例年Twitter上でハッシュタグを利用したプロモーションを行っており、例えば2019年度は「#夕見子に教えたい北大祭」というハッシュタグの使用が推奨されていた。
平時は8~10万人の動員を集める道内屈指のイベントで開催日は常時混雑する。混雑が最も激しいのは、北大ダンパが開催され道内外からコスプレイヤーが大挙して来場する土曜日の午後である。
== 開催結果 ==
== 開催結果 ==
| 半世紀の軌跡
| 半世紀の軌跡
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| 8
| <!-- 目玉企画 -->
| 再生可能容器初導入 <!-- 目玉企画 -->
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| 10
| <!-- 目玉企画 -->
| 工学祭、文系長屋祭初開催<!-- 目玉企画 -->
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| 彩 -いろどり-
| 彩 -いろどり-
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| 9
| <!-- 目玉企画 -->
| 北大新発見!!トレジャーハント<!-- 目玉企画 -->
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| 結 -むすび-
| 結 -むすび-
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| 10
| 特別公開講義(鈴木章名誉教授)<!-- 目玉企画 -->
| 特別公開講義(鈴木章名誉教授)<!-- 目玉企画 -->
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| 和 -なごみ-
| 和 -なごみ-
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| 10
| <!-- 目玉企画 -->
| ユニークドライブ~北大生が行く北海道レンタカーの旅~<!-- 目玉企画 -->
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| 咲 -さく-
| 咲 -さく-
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| 9
| 大野池ライトアップ初開催<!-- 目玉企画 -->
| 大野池ライトアップ初開催<!-- 目玉企画 -->
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| 4日間
| 4日間
| 踏み出す。
| 踏み出す。
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| 9万人
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| 10
| <!-- 目玉企画 -->
| [[フォトコンテスト]]初開催<!-- 目玉企画 -->
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| 9万人
| 9万人
| 10
| 10
| キャンパスで!なんかやったRadio乃木坂46 <!-- 目玉企画 -->
| キャンパスで!なんかやったRadio(乃木坂46) <!-- 目玉企画 -->
| 法学部知的財産法ゼミ「めんちかちゅ」
| 法学部知的財産法ゼミ「めんちかちゅ」
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| 10万人
| 10万人
| 9
| 9
|北大祭SPECIAL STAGE「なつぞら」夕見子がやってくる! <!-- 目玉企画 -->
| 北大祭SPECIAL STAGE「なつぞら」夕見子がやってくる! <!-- 目玉企画 -->
|法学部知的財産法ゼミ「めんちかちゅ」
| 法学部知的財産法ゼミ「めんちかちゅ」
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| 2020年 <!-- 開催年西暦 -->
| 2020年 <!-- 開催年西暦 -->
| 3日間
| 3日間
| RESTART
| RESTART
| 2万5千人
| 10
| SHAPELESS ROCK LiVES <!-- 目玉企画 -->
| 法学部知的財産法ゼミ「めんちかちゅ」
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| 2023年 <!-- 開催年西暦 -->
| 65回
| 3日間
| MOBILIS
| 6万2千人
| 10
| WONDER*WHITEが北大でライブするよ!! <!-- 目玉企画 -->
| 法学部知的財産法ゼミ「めんちかちゅ」
|-
| 2024年 <!-- 開催年西暦 -->
| 66回
| 3日間
| GRANDE
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| 10
| 10
| SHAPELESS ROCK LiVES <!-- 目玉企画 -->
| <!-- 目玉企画 -->
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|}
|}
※第64回の来場者数減少理由([[コロナ禍]]の完全予約制のため)
== 楡陵祭 ==
== 楡陵祭 ==
楡陵祭は[[総合教育部]]祭の位置付けで北大祭中最大規模の学部祭であり、1年生は全クラスがメインストリート上に模擬店を出す。また、高等教育推進機構周辺でのステージ発表も楡陵祭企画である。
楡陵祭は[[総合教育部]]祭の位置付けで北大祭中最大規模の学部祭であり、1年生は全クラスがメインストリート上に模擬店を出す。また、高等教育推進機構周辺でのステージ発表や[[クラーク会館]]での展示企画も楡陵祭企画である。
1年生クラス枠以外の楡陵祭の模擬店出店可否は4月中旬に確定するが、近年、各サークル団体の楡陵祭に向けた人材集めや出店準備が早期化し、サークルの一部は前年11月には既に始動している。また、出店費用の捻出に[[クラウドファンディング]]を用いるサークルも現れたが、一番最初にクラウドファンディングを実施したサークルでは、12万円の目標に対し5500円しか集まらず、クラウドファンディングは失敗した。
=== 著名な模擬店 ===
=== 著名な模擬店 ===
* めんちかちゅ : [[法学部]]知財ゼミによる出店。模擬店グランプリ連覇記録を伸ばしている。
* めんちかちゅ : [[法学部]]知財ゼミによる出店。模擬店グランプリ連覇記録を伸ばしている。
* しんしあ : メイド喫茶サークルによるメイド喫茶。ブーム期には整理券が配布される程の行列となった。2013年にサークル解散。
* しんしあ : メイド喫茶サークルによるメイド喫茶。ブーム期には整理券が配布される程の行列となった。2013年にサークル解散。
* 北大美女図鑑 : 2019年初出店。他大学では東京大学五月祭での『東大美女図鑑』などがある。
* 北大美女図鑑 : 2019年初出店。他大学では東京大学五月祭・駒場祭での『東大美女図鑑』(現在はプリズマに改名)などがある。
* 北大短角牛を応援し隊!:2023年初出店。[[牛|北大短角牛]]の牛串が初めて北大祭で販売された。開店即完売が続く人気模擬店となった。
=== 1年目クラス模擬店 ===
=== 1年目クラス模擬店 ===
[[入学式]]前の[[クラスオリエンテーション]]で選出した楡陵祭スタッフを中心に入学早々の短期間で模擬店出店の準備が行われる。
[[入学式]]前の[[クラスオリエンテーション]]で選出した楡陵祭スタッフを中心に入学早々の短期間で模擬店出店の準備が行われる。
楡陵祭は多数の模擬店が乱立しているので宣伝が必要不可欠であり、1年目クラス模擬店の宣伝のため、殆どのクラスはTwitter上でクラス模擬店宣伝アカウントを開設し、模擬店の情報提供を行っている。匿名質問サービス「質問箱」を設置し質問に答えるクラスもある。昨今のTwitter改悪のため、2023年はTwitterではなくInstagram上で宣伝アカウントを作るクラスが増加している。
2018年度は1年目クラス模擬店約10店舗を対象としたスタンプラリー企画「1年生コラボ企画」が行われた。
2018年度は1年目クラス模擬店約10店舗を対象としたスタンプラリー企画「1年生コラボ企画」が行われた。
2022年以降、1年生は2クラス合同での出店となる。
出店クラス向けのアドバイスとして、北大祭の直前に第2回クラスアワーが開催されるが、クラス担任に模擬店の進捗状況の報告を兼ねたPRをすると、担任が研究室のメンバーを率いて模擬店に遊びに来て、商品を沢山買ってくれることだろう。
=== 模擬店ガイド(旧Nire Pepper) ===
模擬店で使える割引クーポン冊子。注文時にクーポンを見せると割引が受けられる。一部「じゃんけんに勝てば割引」等の条件付き割引がある。ただし、必ずしも全ての模擬店が参加しているとは限らない。冊子は電子化され、北大祭公式ホームページで配布される。
ただし、模擬店の中には模擬店ガイドとは別に独自でTwitterのリツイート割引を行っている店もあり、リツイート割引の方が安い場合もある。また、後述する学術クーポンの割引の方が安い場合もある。模擬店ガイドの割引とリツイート割引との併用は殆どの店で不可、模擬店ガイドの割引と学術クーポンの併用は不可である。
=== 学術クーポン ===
2023年度からの取組。[[公開講座|公開講義]]や模擬実験などのアカデミック企画の参加者に、全模擬店で使用できる割引クーポンが1枚配布される。
=== 模擬店グランプリ ===
来場者による模擬店の人気投票。投票方法は年度により異なるが、基本的にLINEを使う。楡陵祭以外の各祭の模擬店も模擬店グランプリに参加しているが、上位受賞団体はほぼ楡陵祭の模擬店が占めている。
グランプリは長年に渡り、法学部知的財産法ゼミ「めんちかちゅ」が連覇している。
基本的に屋外全模擬店が参加しているが、2023年からフードを提供しない模擬店(射的や実験体験)は対象外となった。また学外からの模擬店も対象外である。
投票特典として、指定の投票画面を提示することにより景品がもらえる。ただし、景品は早い者勝ちで数に限りがあるため、おおむね2日目の午前中までに投票を済ませないと景品がなくなるので要注意である。
=== ELM STAGE FESTIVAL ===
=== ELM STAGE FESTIVAL ===
高等教育推進機構周辺でのステージ発表。第64回から、旧Nire Rock Festivalと旧サークル発表が統合された。
高等教育推進機構周辺でのステージ発表。第64回から、旧Nire Rock Festivalと旧サークル発表が統合された。
==== 旧Nire Rock Festival ====
==== ROCK STAGE(旧Nire Rock Festival) ====
学内外のバンドによるステージ。近年はバンド以外に地下アイドルの出演が増加している。会場は[[体育館]]横円形ステージをバンド仕様に設営した屋外ステージである。かつては体育館内で行われたことがある。
==== 旧サークル発表 ====
==== PERFORMANCE STAGE(旧サークル発表) ====
学内外の文化系サークルによる屋外ステージでの発表。発表時間の多くはアカペラサークルの[[NoSeRA]]とダンスサークルのJunctionによって占められる。他に、[[縁]]、[[民研わだち]]、北大[[書道部]]、Sapporo Parkour Krew等が参加している。
学内外の文化系サークルによる屋外ステージでの発表。発表時間の多くはアカペラサークルの[[NoSeRA]]とダンスサークルのJunctionによって占められる。他に、[[縁]]、[[民研わだち]]、北大[[書道部]]、Sapporo Parkour Krew等が参加している。
==== ENTERTAINMENT STAGE ====
上記2つの枠組みに入らない、クイズやのど自慢などの事務局企画。2023年は実施しない。
=== Clark Area ===
平成期に「Clark Festival」として行われていた、クラーク会館での展示企画が2024年から復活する。屋外模擬店や高機構での屋内企画との重複出展は認めない。飲食物の提供は茶道研究会のお点前を除き不可である。
Clark Festival時代は北大公認の音楽系サークルによる演奏会で、[[リコーダーアンサンブル]]、[[交響楽団]]、[[合唱団]]等が参加していた。年度によって音楽系以外の文化系サークルの実演も行われていた。通常は[[総合博物館]]で開催される[[公開講座]]のバイオミメティクス・市民セミナーがこの枠で開催されたことがある。
戦後期は「洋樂音樂會」の名称で行われていた。
=== 楡陵祭マジック ===
=== 楡陵祭マジック ===
* 楡陵祭期間前後に、模擬店の準備を通して仲良くなった基礎クラスの男子と女子が交際を始めるさま。
* 楡陵祭期間前後に、模擬店の準備を通して仲良くなった基礎クラスの男子と女子が交際を始めるさま。
* 楡陵祭事務局員が使用するマジックインキ。
* 楡陵祭事務局員が使用するマジックインキ。
以下の動画は2番目の意味での楡陵祭マジックの関連動画である。
<youtube width="400" height="240">bW3Tidn0NSU</youtube>
=== ファイアトルネード ===
=== ファイアトルネード ===
2018年楡陵祭で、基礎クラス1年生のトルネードポテトの模擬店でボヤが発生した。詳細は[[楡陵祭ファイヤートルネード事件]]を参照のこと。
2018年楡陵祭で、基礎クラス1年生のトルネードポテトの模擬店でボヤが発生した。詳細は[[楡陵祭ファイヤートルネード事件]]を参照のこと。
当該模擬店は出店停止の処分を受けた他、令和元年度以降防災基準の強化がなされる事になった。
当該模擬店は出店停止の処分を受けた他、令和元年度以降防災基準の強化がなされる事になった。
=== 金銭面にまつわる問題 ===
=== 楡陵祭にまつわる問題 ===
前身の教養祭の頃からの北大文化の一つにツケがある。これは、模擬店で買い物をするときに出店団体のメンバーの名前を言って「ツケで」と申し出れば、購入者に代金を請求せずにそのメンバーに後日代金を請求するシステムである。しかし、多数の購入者がいた場合に多額の代金を請求されるケースや、見ず知らずの人がツケを利用してタダで飲食するという問題が以前から存在する。北大祭事務局や北大当局はツケを禁止しているが、ツケによるトラブルは現在も後を絶たない。
前身の教養祭の頃からの北大文化の一つにツケがある。これは、模擬店で買い物をするときに出店団体のメンバーの名前を言って「ツケで」と申し出れば、購入者に代金を請求せずにそのメンバーに後日代金を請求するシステムである。しかし、多数の購入者がいた場合に多額の代金を請求されるケースや、見ず知らずの人がツケを利用してタダで飲食するという問題が以前から存在する。北大祭事務局や北大当局はツケを禁止しているが、ツケによるトラブルは現在も後を絶たない。
模擬店で得た利益の使途は各出店団体の自由である。均等割り等の公平な利益の分配方法をとる出店団体が多いが、1年生クラスの模擬店の一部で、実行委員の主観と偏見で傾斜をつけて利益配分するクラスがあることが暴露され、Twitterで批難の対象となっている。
模擬店で得た利益の使途は各出店団体の自由である。均等割り等の公平な利益の分配方法をとる出店団体が多いが、1年生クラスの模擬店の一部で、実行委員の主観と偏見で傾斜をつけて利益配分するクラスがあることが暴露され、Twitterで批難の対象となっている。
北大祭期間中合宿を行い1年生の参加を必須としている部活・サークルがあり、そのようなサークルに入ると1年生が楡陵祭に参加できなくなる。
大学院生が企画責任者を務める出店団体では、研究や出張で多忙な院生もおり、研究の時間を削っての週1回以上の会議への出席が重荷になるケースがある。
準備期間中、企画責任者が逃げ出したり入院したりし、団体に迷惑をかけることがある。
模擬店のPRは各出店団体間で温度差がある。熱心な団体は複数のSNSで宣伝アカウントを開設する他、コミュニティFMラジオに出演してのPRや、取り扱う商品の地元の業界団体に出向いてのPRや関係市長の公認を得ることを行う一方、不熱心な団体はTwitterやinstagram等の宣伝アカウント開設を行わず、また仮装行列やPRグランプリや模擬店ガイドにも参加せず、当日になって初めて存在を知られる団体もある。
== IFF ==
== IFF ==
会場は[[総合博物館]]前である。一般人的には(特に[[正門]]からアクセスする来場者は)北大祭といえばIFFを連想する人が多い傾向にある。
会場は[[総合博物館]]前である。一般人的には(特に[[正門]]からアクセスする来場者は)北大祭といえばIFFを連想する人が多い傾向にある。
IFFの企画は原則模擬店のみであるが、令和3年度のオンライン開催では、模擬店企画ができない代わりに各国の魅力を伝える動画を配信した。
== 文系祭 ==
令和3年度から開始された、文系4学部を対象とする学部祭。かつて文系長屋祭という名称で行われた学部祭をリニューアルした。
他の学部祭とは異なり、開始当初から公開講座の「1テーマ講義」などのアカデミックな企画に特化し、子どもを対象とする企画や模擬店企画は行わない。
当初は公式キャラクター「まにてぃー」を使用していたが、現在は使用していない。
== プレ企画 ==
== プレ企画 ==
=== 出張!北大祭 ===
=== プレ北大祭(旧出張!北大祭) ===
北大祭の約2週間前にチ・カ・ホ(札幌駅前通地下歩行空間)で開催されるプレ企画。北大祭事務局員により北大祭のPRが行われる。企画についての重大発表がこの場で行われる事が多い。
北大祭の約2週間前にチ・カ・ホ(札幌駅前通地下歩行空間)で開催されるプレ企画。北大祭事務局員により北大祭のPRが行われる。企画についての重大発表がこの場で行われる事が多い。
<youtube width="400" height="240">3h3lvwVO1Vk</youtube>
<youtube width="400" height="240">3h3lvwVO1Vk</youtube>
参加するのは殆どが1年目のクラスだが、[[天文同好会]]や[[鉄道研究会]]等のサークルでの参加もみられる。一昔前まではお金を掛けて大掛かりな仮装をする時期もあったが、現在はクラスTシャツに簡易なかぶりものでの参加が増えている。メイド服の仮装も人気が高い。北大祭で[[ミスコン]]が開催される年度はミスコン参加者も仮装して行列に参加し、企画に華を添えている。
参加するのは殆どが1年目のクラスだが、[[天文同好会]]や[[鉄道研究会]]等のサークルでの参加もみられる。一昔前まではお金を掛けて大掛かりな仮装をする時期もあったが、現在はクラスTシャツに簡易なかぶりものでの参加が増えている。メイド服の仮装も人気が高い。北大祭で[[ミスコン]]が開催される年度はミスコン参加者も仮装して行列に参加し、企画に華を添えている。参加資格は楡陵祭出店団体であるから、抽選で楡陵祭の区画に落選した団体は仮装行列にも参加不可。
コロナ禍による2020~2022年の中止を経て、2023年より復活。ただしコロナ対策のため1団体6人までの人数制限を設け、参加希望団体多数の場合出場可否は抽選による。
=== PRグランプリ ===
=== PRグランプリ ===
2022年以降の新企画。開催2週間前に各模擬店のPR動画(2022年)・ラジオCM(2023年)を北大祭公式ホームページに掲載。投票により上位5団体が北大祭初日に行われる決勝に進出し、グランプリを争う。
== 主要な企画 ==
== 主要な企画 ==
=== 北大ダンパ ===
現行行われていない企画については、[[過去に実施された北大祭の企画]]の項にまとめる。
2023年から、定番企画の名称が大幅に変更された。また、年齢制限を設ける企画が増加した。
=== オープニング企画 ===
1日目の12:00から行われる。北大祭全学実行委員長の開祭宣言を皮切りに、テーマソングお披露目、PRグランプリの結果発表が行われる。
=== コスプレダンスパーティin北海道大学 ===
工学祭の名物企画。別称は「北大ダンパ」、「ニコニコダンパ」。コスプレによるダンスパーティー。日没後はボーカロイド同好会による初音ミクライブが開催される。使用する楽曲は、北大ダンパのホームページにてリクエストが可能である。
<nicovideo width="400" height="240">sm31349610</nicovideo>
<nicovideo width="400" height="240">sm31349610</nicovideo>
本編とアフターパーティの2部構成である。アフターパーティーはすすきので行われ飲酒が可能。片方のみの参加も可能。
現在北大祭にはミスコンやメイド喫茶がなく、かわいい子を拝んだり撮影名目でかわいい子と話せる貴重な機会。
現在北大祭にはミスコンやメイド喫茶がなく、かわいい子を拝んだり撮影名目でかわいい子と話せる貴重な機会。
ダンスパーティーは初期や学生運動期の北大祭でも行われていた。当時のダンスパーティーはコスプレをする現行の北大ダンパとは内容が大きく異なっていた。
ダンスパーティーは初期や学生運動期の北大祭でも行われていた。当時のダンスパーティーはコスプレをする現行の北大ダンパとは内容が大きく異なっていた。
コロナ禍による2020~2022年の中止を経て、2023年より復活。
初開催から長らくの間、土曜日の1日開催であったが、2024年は土日の2日間開催となる。ただし、2日間とも昼間開催となり日没後の開催はなくなる。
=== 有名人企画 ===
=== 有名人企画 ===
他大学の学園祭では声優やお笑い芸人を呼んでのトークショーが目玉企画として行われる事が多い中、北大祭では声優やお笑い芸人の招致はほとんど行われない<ref>例年、声優招致の要望が学内外からなされるのが恒例である。</ref>。一方、2018年からNHKの番組に関係する有名人招致企画が継続的に開催されている。(2020年、2022年は除く。)うち、2018~19、2023年はNHK札幌放送局とのコラボ企画である。
==== NHKに関わる有名人招致企画 ====
* 2018年…'''「[[キャンパスで!なんかやったRadio]]」'''
* 2018年…'''「[[キャンパスで!なんかやったRadio]]」'''
: 北大祭3日目の午後に乃木坂46の斉藤優里と中田花奈が来学し、ラジオの公開生放送を実施することが発表された。中田花奈は当日体調不良のため、出演者が衛藤美彩に変更された。観覧は事前申し込み制で、若干の当日券も配布された。この模様は北海道限定で生放送された。
: 北大祭3日目の午後に乃木坂46の斉藤優里と中田花奈が来学し、ラジオの公開生放送を実施することが発表された。中田花奈は当日体調不良のため、出演者が衛藤美彩に変更された。観覧は事前申し込み制で、若干の当日券も配布された。この模様は北海道限定で生放送された。
: 北大祭1日目の午後に行われる、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」劇中で気象考証担当の斉田季実治と、北大の気象サークルである北大お天気愛好会「ほっきかい」メンバーとのトークショー。オンライン開催。なお、斉田は[[水産学部]]OBである。
: 北大祭1日目の午後に行われる、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」劇中で気象考証担当の斉田季実治と、北大の気象サークルである北大お天気愛好会「ほっきかい」メンバーとのトークショー。オンライン開催。なお、斉田は[[水産学部]]OBである。
* 2023年…'''「NHK大学セミナー in 北海道大学」'''
: 北大祭1日目の午後に行われる、登山家で[[北大の山系部活動|ワンダーフォーゲル部]]OBの野村良太氏によるトークショー。観覧は事前申し込み制で、当初は申込フォームに北大の[[学生番号]]が必須であり、北大生のみを対象としていたが、後に北大生以外にも観覧枠が解放された。
=== スタンプラリー ===
==== NHKに無関係な有名人招致企画 ====
また、北大祭事務局は北大祭 SPECIAL STAGEと称し、体育館横円形ステージにて、メジャーなアーティストを呼んで夜ライブを開催することが多い。
=== カルチャースクール ===
2017年に目玉企画として行われた、There There Theres(通称ゼアゼア)の夜ライブは大雨で地面がぬかるみとなっており、『asthma』という曲の後半で泥んこの中サークルモッシュが行われ、名演として知られている。
<youtube width="360" height="200">mXOF6OLUqek</youtube>
=== お化け屋敷 ===
[[体育館]]で行われる人気企画。毎年テーマが設定される。ほとんどの年で整理券配布制となっている。
=== Culture & Sports Fes!(旧カルチャースクール) ===
工作教室。メニューは年度によって異なり、羊毛を使ったふっとう君のマスコット作り、ずんだ餅作り、アイヌ文化にちなんだ工作が行われる。2018年の初開催以来2年連続で「おすすめ企画」に認定された。
工作教室。メニューは年度によって異なり、羊毛を使ったふっとう君のマスコット作り、ずんだ餅作り、アイヌ文化にちなんだ工作が行われる。2018年の初開催以来2年連続で「おすすめ企画」に認定された。
=== こども企画 ===
2023年は工作教室に加え[[北大のニュースポーツサークル|ニュースポーツ]]体験や[[北大のダンス系サークル]]の発表会が行われる。同年の工作教室は事前予約制である。同年から主管が北大祭事務局から社会連携サークル きづき・きずきに移管された。
=== ちびっこランド ===
0~12歳までの幼児や児童を対象とし、工学部噴水前で行われる企画。ストラックアウトやすごろくが好評である。年齢制限があり対象者を同伴していない中学生以上は参加できない。
=== 研究所公開 ===
=== 研究所公開 ===
[[電子科学研究所]]、[[低温科学研究所]]、創成研究機構([[触媒科学研究所]])、[[遺伝子病制御研究所]]、スラブ・ユーラシア研究センターで模擬実験や研究所公開、シールラリーを行っている。
[[電子科学研究所]]、[[低温科学研究所]]、創成研究機構([[触媒科学研究所]])、[[遺伝子病制御研究所]]、スラブ・ユーラシア研究センター、[[総合博物館]]、FMI国際拠点、大学文書館で模擬実験や研究所公開、サイエンストーク、シールラリーを行っている。また、通常北大関係者以外の利用ができないレストランポプラが、公開日のみ一般開放される。(ちなみに、北大祭期間の土日は[[北大生協]]の学食は全て定休日である。)一部企画に事前申込制や年齢制限がある。(小学3年生以上のみ参加可など)
=== モザイクアート ===
来場者から写真を募り大きなモザイクアートを制作する。全学企画では2021年(アマビエになった[[ふっとう君]])を最後に行われていない。2023年は工学祭単独企画として、工学部生から服の生地と壁の写真を募り実施。
=== 北大ツアー ===
=== 出張!金葉祭(旧金葉祭夏色ライトアップ) ===
[[金葉祭]]実行委員会による2019年以降の企画。サブタイトルは「僕、秋が待ちきれないよ」。例年10月に行われる[[イチョウ並木]]での夜間ライトアップを北大祭でも実施する。(1、2日目のみ)2023年度から屋台や工作教室も実施する。
=== ラクロス集客試合 ===
ラクロス部による企画。サッカー場にて行われる道内他大学との試合を公開する。
=== カラダにえ~よ~展 ===
=== 北大祭公式ショップ ===
クリアファイルやマフラータオル等の公式グッズを案内所で販売する。グッズは年度により異なる。過年度のグッズが販売される場合もある。
=== 一万人の都ぞ弥生 ===
=== 一万人の都ぞ弥生 ===
== 新たな取り組み ==
== 新たな取り組み ==
=== 仮想通貨 ===
=== テーマソング ===
2021年以降毎年テーマソングが制作され、YouTubeで公開される。対面開催となった2022年以降は、ステージで生演奏が行われる。
* 2021年 『Dawn of the Blue Ocean ~滄海への旅立ち~』
<youtube width="400" height="240">B418z61DbOQ</youtube>
* 2022年 『Re:START』
<youtube width="400" height="240">xGwoYOW5kDI</youtube>
* 2023年 『BRAVE』
<youtube width="400" height="240">fMa6U60XmkY</youtube>
=== 総長企画 ===
平成時代までは北大祭に[[総長]]が前面に登場することは殆どなかった。しかし、[[寳金清博]]総長就任後の2021年以降、総長企画が毎年開催される。
* 2021年:特別公開講義
* 2022年:産学・地域協同推進機構の吉野正則教授との特別対談
* 2023年:北大総長×北大生 ~十人十色~
=== Q博 ~北大生の学び~ ===
2023年の新企画。アカデミックのパネルプレゼンテーション。
== 社会貢献活動 ==
=== 義援金募集 ===
大災害の発生した後の年度で、北大祭事務局が来場者に義援金を呼びかけ、日本赤十字社への寄附が行われる。義援金は各案内所で受け付ける他、模擬店の売上の一部を寄附することがある。
* 2011~13年:東日本大震災に対する義援金
* 2016年:熊本地震に対する義援金
* 2019年:[[北海道胆振東部地震]]に対する義援金
=== 金葉祭夏色ライトアップ ===
=== エコへの取り組み ===
2008年より、再生可能容器などのエコ容器の使用を開始した。
2013~14年、エコへの取り組みが元気プロジェクトに採択された。
模擬店で使われる立て看板は再利用している。
模擬店のうち、環境に配慮した団体を「エコ企画」として認定し、積極的にPRを行っていた年度がある。
2023年から、これまで無料だったパンフレットが有料化された。
== 北大祭をめぐる問題点 ==
== 北大祭をめぐる問題点 ==
概要で述べたように北大祭は複数の学部祭の連合体であり、縦割りによる弊害がある。特に酒類の取扱いについては揉めるケースが多いが、現在は全面禁酒でまとまっている。2018年の北大祭後に[[セイコーマート]]北海道大学店が開業し常時酒類を販売していることから、2019年の北大祭での酒類の取扱いについて注目されていたが、2019年度も例年通りの全面禁酒規制を行い、北大祭期間中はセイコーマートで酒類を販売しないこととなった。
概要で述べたように北大祭は複数の学部祭の連合体であり、縦割りによる弊害がある。特に酒類の取扱いについては揉めるケースが多いが、現在は全面禁酒でまとまっている。2018年の北大祭後に[[セイコーマート]]北海道大学店が開業し常時酒類を販売していることから、2019年の北大祭での酒類の取扱いについて注目されていたが、2019年度以降も例年通りの全面禁酒規制を行い、北大祭期間中はセイコーマートで酒類を販売しないこととなった。[[セブンイレブン]]、[[カフェdeごはん]]、[[ミュージアムカフェぽらす]]も同様に北大祭期間中は酒類提供を行わない。
2016年にミスコンが開催されたが、ミスコン当日ステージにて主催者とミスコン反対派との間で騒動が発生した([[2016年ミスコン乱入事件]])。北大祭では数年に1度のペースでミスコンが開催されることがあるが、2017年以降はミスコンの開催がなく、北大生が外部のミスコンに出場する動きがみられるようになった。
2016年にミスコンが開催されたが、ミスコン当日ステージにて主催者とミスコン反対派との間で騒動が発生した([[2016年ミスコン乱入事件]])。北大祭では数年に1度のペースでミスコンが開催されることがあるが、2017年以降はミスコンの開催がなく、北大生が外部のミスコンに出場する動きがみられるようになった。
北大祭実施時期について、現行より遅くしてほしいとの要望がある。「学生の声 on WEB」にてこの要望が出されたが、大学当局から実施時期変更には大きなハードルがあるのと回答があった。また北大祭実行委員会から一度要望があった案件であり、北大祭実行委員会での検討が望まれるが、まだ全学的議論が進んでいない。
北大祭実施時期について、現行より遅くしてほしいとの要望がある。「学生の声 on WEB」にてこの要望が出されたが、大学当局から実施時期変更には大きなハードルがあるのと回答があった。また北大祭実行委員会から一度要望があった案件であり、北大祭実行委員会での検討が望まれるが、まだ全学的議論が進んでいない。
[[公開講座|北大祭公開講義]]の一部はYouTube上にアーカイブが残されることがある。北大祭公開講義の講演内容は北大の公式見解を表すものではないにも関わらず、アーカイブ動画を引き合いに出してSNS上で北大の批判を行う一般人がいる。
== 令和2年度の中止 ==
== 令和2年度の中止 ==
* 2位:1年34組
* 2位:1年34組
* 3位:1年29組
* 3位:1年29組
=== 企画を止めるな! ===
1日目の17:00~最終日の17:00まで24時間行われた、北大祭事務局の配信企画。2000年にオールナイトが廃止されて以降、この年限りだが久しぶりにオールナイト企画が復活した。
== 令和4年度の対面開催 ==
令和4年度は感染対策を十分取った上での食品提供あり対面開催が決定した。北海道のイベント開催制限に従い、構内に同時にいる人数を5000人以下(内訳は運営側2000人、一般来場者3000人)とするため、事前予約制が導入された。
=== 事前予約制 ===
模擬店の利用やライブの観覧、各祭を行っている建物への入館等の企画の参加には事前予約が必要である。事前予約者かそうでないかは、リストバンドで見分ける。ただし、図書館や研究室の利用、コロナワクチンの職域接種を受けに来る人、北大祭当日も授業が行われている放送大学生等、北大祭参加目的以外で北大祭当日に入構する人は事前予約は不要である。総合博物館は研究所公開の一部となっていたため、総合博物館への入館のみでもリストバンドが必要であった。
一般来場者(シフトに入っていない北大生もこれに準ずる)には一日につき3時間の滞在制限を設け、入構日時と入構する門を指定して北大祭ホームページの専用フォームにて予約し、当日は予約受付メールと身分証を提示してリストバンドを受取り企画に参加する。入構日時が30分幅で設定されている関係で、ネット上では「30分しか滞在出来ない」等の誤情報が錯綜した。
例外として、目玉企画のSHAPELESS ROCK LiVESのみ観覧する場合は、ライブのチケットを購入すれば北大祭への事前予約は不要であり、ライブ開催時間中は北大祭の他の企画への参加も可能。また、楡陵祭屋内企画の劇団しろちゃんの公演のみ観覧する場合は、公演のチケットを購入すれば北大祭への事前予約は不要であるが、他の企画に参加したい場合は北大祭への事前予約が必要である。
事前予約開始日は北大祭ホームページにアクセスが集中し一時鯖落ちしたが、4時間後に予約受付が再開された。開催1週間前には、土日分の事前予約は満席となった。その後の5月30日にヤフーのネット記事で紹介され、翌日の5月31日に全日程で満席となった。
=== 例年実施されていたが令和4年度は実施しない主な企画 ===
* 出張!北大祭(プレ企画)
* 仮装行列(プレ企画)
* スタンプラリー(全学企画):令和5年度も復活せず
* Clark Festival(全学企画):令和5年度も復活せず
* 北大祭の歴史展(全学企画):令和5年度も復活せず
* 公開講義(全学企画)
* 北大ツアー(全学企画):令和5年度も復活せず
* おすすめ企画(全学企画):令和5年度も復活せず
* 化学展(理学祭)
* 北大ダンパ(工学祭)
* カラダにえ~よ~展を除く全ての企画(医学展):令和5年度は模擬店以外は復活せず
* 北大祭[[フォトコンテスト]]([[北大新聞編集部]]による企画)
== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[2019年の北大祭で営業する模擬店一覧]]
* [[2019年の北大祭で営業する模擬店一覧]]
* [[2019年の北大祭における模擬店のエリアマップ(AA版)]]
* [[2019年の北大祭における模擬店のエリアマップ(AA版)]]
* [[2022年の北大祭で営業する模擬店一覧]]
* [[2023年の北大祭で営業する模擬店一覧]]
* [[過去に実施された北大祭の企画]]
* [[大学構内のトイレ一覧]]
* [[大学構内のトイレ一覧]]
* [[楡陵祭ファイヤートルネード事件]]
* [[楡陵祭ファイヤートルネード事件]]
* [[2016年ミスコン乱入事件]]
* [[2016年ミスコン乱入事件]]
* [[なつぞら]]
* [[なつぞら]]
* [[健康診断]]:新入生で入学式前に受診できなかった人の予備日が北大祭期間中及び直後に設定されている。
== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [https://hokudaisai.com/ 北大祭公式ホームページ]
* [https://hokudaisai.com/ 北大祭公式ホームページ]
== 脚注 ==
<references/>
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