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北大は調査委員会を設置し、研究不正の有無等の調査が行われた。
 
北大は調査委員会を設置し、研究不正の有無等の調査が行われた。
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2023年9月20日の記者会見で、北大はデータの捏造や改ざんがあったことを正式に認めた<ref>[https://news.yahoo.co.jp/articles/d398ec736821999959e515fa024a6603bfc4687d 北海道大、論文の不正認定 データ改ざん、捏造]</ref>
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2023年9月20日の記者会見で、北大はデータの捏造や改ざんがあったことを正式に認めた<ref>[https://news.yahoo.co.jp/articles/d398ec736821999959e515fa024a6603bfc4687d 北海道大、論文の不正認定 データ改ざん、捏造]</ref>。同時に、北大公式ホームページで、調査報告書を公表した。
    
== 関係者の対応 ==
 
== 関係者の対応 ==
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当該研究チームの主宰教授は、研究室のホームページにて当該事実を公表し、関係各位各所に多大な迷惑を掛けたことを謝罪した。
 
当該研究チームの主宰教授は、研究室のホームページにて当該事実を公表し、関係各位各所に多大な迷惑を掛けたことを謝罪した。
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調査報告書によると、当該論文の筆頭著者である元ICReDD特任助教は北大を退職し、海外の大学に既に異動した。
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調査報告書の公表を受け、主宰教授の研究室のホームページで再度謝罪が行われ、また[https://twitter.com/Science_HU 理学部の公式Xアカウント]でも謝罪が行われた。
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== 処分 ==
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科学技術振興機構は令和6年2月、研究費の返還、及び元特任助教と教授の研究開発費申請等の資格停止処分を行った<ref>
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[https://www.jst.go.jp/osirase/2023/20240222.html 北海道大学の研究者による戦略的創造研究推進事業(ACT-C及びCREST)の研究活動における不正行為に対する処分について]</ref>。
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== 備考 ==
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読売新聞オンラインは記者会見の報道の際、ヘッダー画像に今回の事件とは無関係な[[農学部]]の建物の画像を掲載しX上で批判が見られた<ref>[https://www.yomiuri.co.jp/national/20230920-OYT1T50244/ 北大の元特任助教、論文に800か所以上の捏造や改ざん…博士号取り消し請求も検討]</ref>。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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* [[化学科]]
 
* [[化学科]]
 
* [[情報学Ⅰ]]
 
* [[情報学Ⅰ]]
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* [[自然科学実験]]
    
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[[Category:事件]]
 
[[Category:事件]]
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