差分
→教育内容
== 教育内容 ==
== 教育内容 ==
物理学は大きく分けて、「素粒子・宇宙物理」と「物性物理」に分かれる。[[理学部]][[物理学科]](応物同様移行点は地の底をのたうち回っている)は主に前者を、応用物理学コースは主に後者に重きを置いているような気がする。
物理学は大きく分けて、「素粒子・宇宙物理」と「物性物理」に分かれる。[[理学部]][[物理学科]]は主に前者を、応用物理学コースは主に後者を主軸として成り立っている気がする。
素粒子・宇宙物理が読んで名のごとく巨大なものを相手にしているのに対し、物性物理は固体の構造や性質などミクロなものを主題としている。
それはロマンティシズムに欠けるような気もするが、キッテル固体物理学の序章だかに、「'''''数十人が集まって莫大な予算を掛けないと進まない素粒子物理より、下手すればたった一人で偉大な発見ができる物性物理の方が人生賭けたくなるだろ'''''(意訳)」という記述があった。また工業ウケも、素粒子物理より物性物理のほうがはるかに良い。
物性物理の研究で比較的一般にもよく知られているのは超伝導体の研究だろう。
物性物理の研究で比較的一般にもよく知られているのは超伝導体の研究だろう。
学部の四年間は物理の基礎となる「力学」「電磁気学」「熱力学」「量子力学」を中心とし、物性物理の要である「固体物理学」「光物理学」などを学ぶ授業になる。
学部の四年間は物理の基礎となる「力学」「電磁気学」「熱力学」「量子力学」を中心とし、物性物理の要である「固体物理学」「光物理学」などを学ぶ授業になる。
高校で物理学を選択した人は分かると思う。高校物理なんて覚えることも少なく、論理的に考えれば正答が出るので案外楽だったとは思うが、大学物理とは大学数学を使いこなせることが前提である。実際数学は頻繁に使う。
ただ、理学部[[数学科]]のような数学とは違って、すでに枯れた技術と化した数学を使えるようになればよいだけなので数学自体の重さ的には高校数学の延長と考えればよいだろう。
ただ、理学部[[数学科]]のような高度で抽象的な数学とは異なり、すでに枯れた技術と化した数学を、道具として利用できるようになれば充分なので、数学自体の性質は高校数学のそれと大差ないと考えて良いだろう。
一年生のときに[[線形代数学|線形代数]]と[[微分積分学|微分積分]]をきちんとやらなかった学生はその後の三年間、数学をよくわからないブラックボックスとして扱うことになる。
一年生のときに[[線形代数学|線形代数]]と[[微分積分学|微分積分]]をきちんとやらなかった学生はその後の三年間、数学をよくわからないブラックボックスとして扱うことになる。
