金葉祭
金葉祭(こんようさい)は毎年10月下旬に札幌キャンパスのイチョウ並木にて開催されるイベント。
概要編集
2012年より始まった恒例イベント。夜間ライトアップが目玉企画で、コロナ禍以前は点灯式に北大のゆるキャラが集結していた。他に模擬店や自然工作教室、音楽系の学生団体によるステージ発表などの企画も開催される。
「こんちゃん」という狐のキャラクターが金葉祭公式キャラクターである。
テーマソングは、札幌発男女混合4人組オルタナロックバンドのメリクレット『ソレム』が、2019年より使用されている。
各年の開催概況編集
2017年編集
onちゃんが北大に入学した初年度であり、点灯式で北大のゆるキャラが集結した。
2018年編集
従来までの単色でのライトアップに加え、初めてフルカラーライトアップが行われた。また、ミス・インターナショナル15人が来学して黄葉を観覧した。
2019年編集
2019年は北大が来場者に危害を加える旨のメールが届いたことを受け、開催中止となった。金葉祭脅迫事件を参照。
2020年編集
2020年は完全オンライン開催となり、YouTubeにてライトアップのみ配信された。
2021年編集
2020年と同様の完全オンライン開催。
2022年編集
2022年は完全対面開催となった。歩行者天国エリアに一度に留まれる人数を1000人以内とするものの、同年の北大祭で導入されていた事前予約制はとらなかった。ただし、ライトアップ企画の開始時間に観覧を希望する場合、当日整理券配布制となった。他に2018年以前と異なる点として、歩行者天国エリアは13条門からメインストリートへの一方通行となること、飲食模擬店は寄付制ではなく定価制となり食券の購入を要すること等が挙げられる。また、例年カフェプロの企画である「銀杏並木カフェ」が同時開催されていたが、2022年は金葉祭とは別日程での開催となった[1]。
2023年編集
日曜日の開催時間が従来の21:00迄から20:00迄に短縮される。初めて金葉祭グッズの販売が行われる。初めてストリートピアノが設置される。YOSAKOIソーラン祭り学生支部の7チームを一同に集めた企画が2日目の朝に開催される。前年度に設けられた整理券配布や一方通行規制等の各種制限は行わない。
問題点編集
金葉祭期間のみならず、その前後にも北大構内に観光客が大挙して押し寄せる。平日はイチョウ並木通りの交通規制を実施しておらず、観光客が車道に出てインスタ映えを狙う写真撮影を行い、あわや接触事故になる事態が多発する。
北大の「学生の声」にて観光客に対する不満や意見がこの時期に多数投書されるが、大学当局の対応はまだ十分とは言えないのが現状である。
現行、北大祭では北大ダンパという企画があり、主催者のガイドラインで企画参加者はコスプレでの北大構内の移動を認めているのに対し、金葉祭はハロウィン時期に行われるのにも関わらずコスプレの可否が明文化されてなく、X上にて問題提起がなされている。尚、「コスプレ可能」と明文化されていないイベントの多くは、コスプレ不可と捉えられることが多い。
備考編集
北大祭の「出張!金葉祭」という企画で、金葉祭と同様のイチョウ並木の夜間ライトアップを行っている。
関連項目編集
脚注編集
- ↑ 実際には、荒天のため中止となった。