医療技術短期大学部(いりょうぎじゅつたんきだいがくぶ、英語: Junior College of Medical Technology)は、かつて存在した3年制の短期大学である。略称は医技短(いぎたん)、医短(いたん)。現在の医学部保健学科の前身である。
概要編集
5学科1専攻を擁していた。衛生技術学科と専攻科助産学特別専攻は保健学科への改組で2007年に消滅した。
北大学長(現在の総長)が医短の学長を兼任していた。
建学の精神が、現在の4つの基本理念とは異なっていた。
北大と医短では教育組織が独立していた。しかしながら、医短所属の教員が、当時の北大教養部の基礎科目を担当することがあった。
北大祭の構成学部祭の一つである「医短祭」を開催していた。
北大生協発刊の入学アルバムには、北大の各基礎クラスのクラス写真のみならず、医短の各学科のクラス写真も掲載されていた。
同窓会は現・保健学科と合同である。
入試編集
センター試験を課さず、学力検査の一発勝負であった。
入試科目は全5学科ともに国語・数学・理科・英語の4教科必須だった。
現在の保健学科の2次試験との相違として、看護学科の理科は物理・化学・生物から2科目の選択であった[1]。また、診療放射線技術学科の数学は数学Ⅲ不要だった。
組織編集
学科編集
- 看護学科
- 理学療法学科
- 作業療法学科
- 衛生技術学科
- 診療放射線技術学科
専攻科編集
- 助産学特別専攻
脚注編集
- ↑ 現在は生物必須、物理・化学より1科目選択