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総合入試

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総合入試(そうごうにゅうし)は北大で行われている入試制度の一つである。

概要 [編集]

前期日程でのみ行われる入試制度であり、最大の特徴は入学時点で学部・学科を決定しないことである。 この制度で入学した学生は一年次に基礎を学びつつ各自の興味・関心に合った学部・学科を見つけ、そこへ移行するという流れになる。 但し実質成績の良い順から決定権が与えられるので希望の学部・学科に行けない場合もある。 詳細は総合教育部の項も参照のこと。

勿論学部別入試も存在するため、はじめから行きたい学部が決まっている学生はそちらを受験するほうが良い。 但し枠が充実している文系学部とは異なり、理系学部は多くが総合理系からの移行になるので、理系受験生の多くはこの制度を選択せざるを得ない。 どうしてもという受験生は後期日程の学部別入試という手があるが、募集人数が少ないうえT大とかK大に落ちた受験生が競合相手になる可能性が高く難易度爆上がりである。

医療系に進みたい人は(薬学部を除いて)ちゃんと前期に学部別入試が存在するので安心してほしい。


以下、文系・理系ごとに分けて解説する。

総合入試[文系][編集]

文系は学部別入試でそれなりの数を募集しているので総合入試自体の定員は少ない。 受験科目は主に国語・英語・数学/地歴になる。 特に数学を回避できるというメリットがあり、数学が苦手な学生がこれを選択するケースもある。

また入学後に理転することも可能で、毎年一定数の学生がここから理系の学部へ移行している。

総合入試[理系][編集]

理系学生の大半がこの制度で入学する。募集人数は実に1000人を超える。 受験科目は主に数学・英語・物理/化学/生物から2科目である。

出願時に数学重点・物理重点・化学重点・生物重点・総合科学の5つの選抜群から一つ選択する。 どの選抜群でも入試問題は同じであるが、配点が若干異なる。デフォルトの配点は各科目150点(理科は1科目75点)で総合科学がこれにあたるのだが, 数学重点なら数学200点、理科100点(1科目50点)、物理重点なら物理100点(残りの理科が50点)のように対応する科目の配点が上昇する。英語はどの選抜群でも固定である。 これによって得意科目で勝負することができるようになっている。

また募集人数にも若干異なり、物理/化学重点・総合科学の募集人数がやや多めである。

こちらも入学後に文転することが可能で、やはり毎年一定数の学生が文系学部へ移行している。

関連項目[編集]



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