文学部研究室定員制導入事件(ぶんがくぶけんきゅうしつていいんせいどうにゅうじけん)は文学部の研究室配属にあたり定員制が導入された事件。
概要編集
文学部では長い間、学部別入試文学部入学者、及び総合入試入学者で文学部への学部移行決定者が2年生に進学する時に1つの研究室に所属し、希望者は希望する研究室に全員所属できる制度をとっており[1]、他の大学にはない北大独自の制度として受験生や受験産業の魅力を集めていたのと同時に、対象学生にとっては、他学部のように移行点レースを気にすることなく[2]、好きな講義を自由に履修できる制度でもあった。
しかし、2025年7月、文学部から突然研究室の定員制を2025年度から導入し、定員を上回る場合は通年GPAの高い順で配属者を決定するという通達が成された。
年度途中での制度の変更に対し、SNS上では学生の間からはとまどいや不満が見られた。
関係各位の反応編集
北大新聞編集部はX上にて、今回の制度変更に関する緊急アンケートを実施した。
一部の学生は、制度変更の延期を求めて下述の署名サイトにて8月12日を期限としオンライン署名を集めている。尚、本事件の経緯の詳細はこの署名サイト上に掲載されている。 また、事件発生翌日の7月17日には、有志によって北海道大学文学部長に宛てた公開質問状が送付されたことが発表された(下記参照)。7月17日18時現在、この質問状は回答待ちの状態である。
加えて、これら一連の事件は北海道新聞によって取材されることとなったが、7月17日18時時点ではその詳細は不明。
