CoSTEP
CoSTEP(こーすてっぷ)は、教養棟にある大学院教育推進機構の組織の、科学技術コミュニケーション教育研究部門である。
概要[編集]
CoSTEPは、1年制の科学技術コミュニケーター養成プログラム(本科、選科)を開設している。本科は週2回通学する必要がある。選科は遠隔地の受講生向きで、授業をオンライン受講し、年に数回集中講義で札幌キャンパスまで来て活動を行う。例年、5月の開講式は国内から大物ゲストを呼んで一般開放して講演会形式で行っている。
例年4月下旬に合格発表が行われる。学芸員や役人、編集者、理系研究者が合格することが多く、年度によってはアイドルが合格することがある。
正式な学位記は出ないが、一定の単位を取得すれば修了証明書をもらえる。ただし、科学技術コミュニケーターは国家資格ではないので注意が必要。
2019年春、メディアデザイン実習の学生らがその活動を評価され、北大えるむ賞を受賞した。
主な事業[編集]
- サイエンス・カフェ札幌…年に数回開催される、講演会を一般人向けに親しみやすくしたイベント。かつては紀伊國屋書店で開催されていたが、コロナ禍後は開催場所は一定していない。
- サイエンス・パフェ…2024年から開始される。パフェを食べながら社会課題について語り合うイベント。予約制で、アレルゲン対策のため予約時に連絡先の提出が求められる。
- 学内メディアいいね!Hokudaiの編集
- 各種映像制作
- 札幌近郊のアートイベントとのコラボイベント
- 北大グッズの制作…クリアファイルを制作し、新入生にクラスオリエンテーションで配布など
- インターネットラジオ「かがく探検隊コーステップ」(2005年10月~2010年3月)
備考[編集]
2023年北大祭にて、初めてCoSTEP生が楡陵祭の屋内団体として出店した。尚、CoSTEP運営は過去にフォトコンテストの主催者として(現在は北大新聞編集部に移管)、また第100回サイエンス・カフェ札幌の企画出展者として北大祭に関わってきた。