卒業式
卒業式(そつぎょうしき)は学位授与式の通称。3月ごろに行われるものが一番規模が大きい。
概要[編集]
入学式と異なり会場は水産学部を除く11学部とModern Japanese Studies Programは体育館である。卒業式の模様はインターネットでライブ配信され、遠方の父兄には好評である。 水産学部卒業式は札幌キャンパスの卒業式翌日に函館市内ホテルで行われ、コロナ禍を期にライブ配信も行われる。
交響楽団による都ぞ弥生等の演奏が行われる。奏者の中に晴れ着を着た学生がいるが、この日をもって卒団となる交響楽団の卒業生である。
卒業式当日、式典の開始時間が近づくと体育館入口付近にやたら高級そうな黒塗りの車がつくが、これに総長を始めとしたお偉方が乗っている。 式典終了後、割とすぐに黒塗り高級車に乗って会場を離れてしまうが、翌日行われる水産学部の学位授与式に出るため、急ぎ函館へ向かうためだと思われる。
学位授与式は秋卒業の学生に向けても9月に実施されるものもあるが、3月に行われるものと比べると規模は小さい。
2010年代前半まで、「北海道大学卒業パーティー」が行われていた時期があった。
備考[編集]
文学部など、卒業式の前後数日間、学部事務の窓口が閉鎖となる部局がある。卒業証明書の申請など、事務室に用がある場合は注意が必要である。
国際広報は、2023年卒業式にて、北大の雰囲気に合う自撮り用のフィルターをInstagramとFacebook上に準備した。
卒業式当日に理学部内の絶対零子のパネルと撮影し、写真をSNSにアップロードするとクリアファイルと元素周期表がもらえる。卒業生の学部は問わない。
学位記ホルダーの扱いについては学部により異なる。無償で配られるのか、有料で購入する必要があるか、同窓会の会費納入を条件にもらえるのかは学部の掲示により確認されたい。学位記ホルダーは北大生協各店で販売されている。なお、総代に選ばれた卒業生は無償でもらえる。
学位記ホルダーは北大の卒業生でなくても購入できるため、転売屋の標的になっている。