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(ページの作成:「== 概要 == 全学教養科目の化学は、主として理系基礎科目の化学Ⅰ・化学Ⅱ、文系が受ける主題別科目の生活の化学が開講され…」)
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2020年11月11日 (水) 23:06時点における版

概要[編集]

全学教養科目の化学は、主として理系基礎科目の化学Ⅰ・化学Ⅱ、文系が受ける主題別科目の生活の化学が開講されている。他に自然科学実験での化学カテゴリー、フレセミや総合科目での化学関連科目や留学生向けに英語で行われるものもある。

総合理系の学生は、移行点に化学ⅠとⅡの両方の成績が算入され、事実上の必修科目である。

化学ⅠとⅡは基礎クラスや学生番号によって受講するクラスが決められている。クラスは約30クラスあり共通シラバスで授業が行われるが、1クラスだけ共通シラバスを無視して独自の進度で授業を進める教員がおり、シラバスにもその旨が明記されている。そのような教員に当たった場合は、他のクラスの友達に頼れなかったり、学部別入試合格者で化学Ⅰ・Ⅱの片方だけ履修すれば良い人は苦労するので注意が必要である。

教養では高校時代の無機化学に相当する内容は講義では扱われない。しかし、自然科学実験の化学カテゴリーの実験で無機化学の知識を必要とするものがあり、大学入学後も高校の化学を復習することが望ましい。

化学Ⅰ[編集]

高校までの理論化学の分野を扱う。 教科書は全クラス共通で、2017~18年度は「北大の化学」(学内出版)、2019年度は「化学:物質の構造と性質を理解する」(学術図書)である。 「北大の化学」は誤植があったり記述のわかりにくい箇所が多々あるから、定評のある物理化学の入門書を併用すると理解が容易になる。

大学の化学は高校までの化学とは考え方が大きく異なり、電子中心の考え方や数式・物理学的な思考に戸惑う新入生も少なくない。それ故化学アレルギーを引き起こしたり、学部移行での化学系学科の低移行点の原因になったりする。

化学Ⅱ[編集]

高校までの有機化学の分野を扱う。教科書は各教員によって異なり、高額な教科書を使う教員に当たる場合もある。ハート基礎有機化学は高額なのが欠点だが、他の教科書より分厚くそれだけ解説が丁寧で、練習問題の量も充実している。ビギナーズやベーシックは廉価ではあるが練習問題の数が少なく記述の薄い部分があるものの、将来化学系志望でなければこれ1冊で十分である。しかし、どの教科書であれ、単位が取れるか、良い成績を取れるかの鍵は結局のところ過去問である。

成績分布は先生による当たり外れが激しい。2017年度後期のクラス平均GPAは最高3.52、最低2.48となっており、その年の37組は学生番号末尾によって3.52の先生のクラスと2.48の先生のクラスに振り分けられ、完全な運ゲーとなっている。



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