「金葉祭」の版間の差分
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2024年5月17日 (金) 11:43時点における版
金葉祭(こんようさい)は毎年10月下旬に札幌キャンパスのイチョウ並木にて開催されるイベント。
概要[編集]
2012年より始まった恒例イベント。サブタイトルは「いちょうが一番、きれいな日。」夜間ライトアップが目玉企画で、コロナ禍以前は点灯式に北大のゆるキャラが集結していた。他に模擬店や自然工作教室、音楽系やダンス系の学生団体によるステージ発表などの企画も開催される。
「こんちゃん」という狐のキャラクターが金葉祭公式キャラクターである。いちょうのライトアップにつられてやってきた狐の妖精という設定である。
テーマソングは、札幌発男女混合4人組オルタナロックバンドのメリクレット『ソレム』が、2019年より使用されている。
各年の開催概況[編集]
2012年[編集]
11月3~4日に初めて開催された。初年度の企画は以下の通りであった。 ・銀杏並木のライトアップ ・カフェ ・演奏会 ・落ち葉を使った子供遊び企画 ・自然工作体験 ・北大キャンパスの写真や絵画展示 ・電動カートでの北大散策 ・震災支援のための銀杏並木募金
2013年[編集]
北大映画館プロジェクト「クラークシアター」と同時開催された。
2014年[編集]
例年同様の対面開催。
2015年[編集]
例年同様の対面開催も、初日は暴風雨に見舞われ、2日目は雪が降った。
2016年[編集]
例年同様の対面開催。
2017年[編集]
onちゃんが北大に入学した初年度であり、点灯式で北大のゆるキャラが集結した。
2018年[編集]
従来までの単色でのライトアップに加え、初めてフルカラーライトアップが行われた。また、ミス・インターナショナル15人が来学して黄葉を観覧した。同年に限り、試験的に北大構内に来場者用の事前予約制臨時駐車場が設けられた。
2019年[編集]
2019年は北大が来場者に危害を加える旨のメールが届いたことを受け、開催中止となった。金葉祭脅迫事件を参照。
2020年[編集]
2020年は完全オンライン開催となり、YouTubeにてライトアップのみ配信された。
2021年[編集]
2020年と同様の完全オンライン開催。
2022年[編集]
2022年は完全対面開催となった。歩行者天国エリアに一度に留まれる人数を1000人以内とするものの、同年の北大祭で導入されていた事前予約制はとらなかった。ただし、ライトアップ企画の開始時間に観覧を希望する場合、当日整理券配布制となった。他に2018年以前と異なる点として、歩行者天国エリアは13条門からメインストリートへの一方通行となること、飲食模擬店は寄付制ではなく定価制となり食券の購入を要すること等が挙げられる。また、例年カフェプロの企画である「銀杏並木カフェ」が同時開催されていたが、2022年は金葉祭とは別日程での開催となった[1]。
2023年[編集]
日曜日の開催時間が従来の21:00迄から20:00迄に短縮された。初めて金葉祭グッズの販売が行われた。初めてストリートピアノが設置された。YOSAKOIソーラン祭り学生支部の7チームを一同に集めた企画が2日目の朝に開催された。前年度に設けられた整理券配布や一方通行規制等の各種制限は行わなかった。
問題点[編集]
金葉祭期間のみならず、その前後にも北大構内に観光客が大挙して押し寄せる。平日はイチョウ並木通りの交通規制を実施しておらず、観光客が車道に出てインスタ映えを狙う写真撮影を行い、あわや接触事故になる事態が多発する。
北大の「学生の声」にて観光客に対する不満や意見がこの時期に多数投書されるが、大学当局の対応はまだ十分とは言えないのが現状である。
現行、北大祭では北大ダンパという企画があり、主催者のガイドラインで企画参加者はコスプレでの北大構内の移動を認めているのに対し、金葉祭はハロウィン時期に行われるのにも関わらずコスプレの可否が明文化されてなく、X上にて問題提起がなされている[2]。尚、「コスプレ可能」と明文化されていないイベントの多くは、コスプレ不可と捉えられることが多い。
備考[編集]
北大祭の「出張!金葉祭」という企画で、金葉祭と同様のイチョウ並木の夜間ライトアップを行っている。