北大WikiではGoogle Analyticsを利用してアクセス解析しています。北大Wikiが復活した2020年11月15日から数日後、2020年11月20日から記録を開始しているので、そこから半年間2021年6月までのアクセス解析の一部をお見せします。
この記事ではユーザーのアクセス数などの推移と地域別ユーザー数について紹介します。
ユーザーサマリー
半年間におけるユーザー情報を見てみましょう。
数値をまとめると以下の通りです。
ユーザー | 30,256 |
新規ユーザー | 30,163 |
セッション | 42,833 |
ユーザーあたりのセッション数 | 1.42 |
ページビュー数 | 187,204 |
ページ/セッション | 4.37 |
平均セッション時間 | 00:03:04 |
直帰率 | 63.88 |
ユーザー / 新規ユーザー
「ユーザー」は北大Wikiにどれぐらいの人数がアクセスしているかの指標です。半年で30,000件なので、平均して一ヶ月あたりに約5,000程度のユーザーがアクセスしていることになります。
セッション/ユーザーあたりのセッション数
「セッション」は北大Wikiにアクセスしてページを離れるまでの数を示しています。「ユーザー」がページに訪れた人数だとすると、同じ人の重複アクセスを含むアクセス数がこの数になります。「ページあたりのセッション数」を見ると、半年の平均では1ユーザーあたり1.42回ページにアクセスしていることになります。
ページビュー数
「ページビュー数」はそれぞれのページにアクセスされた数の総数です。北大Wikiに関連するページが半年間で総計18万回アクセスされていることがわかります。
ページ/セッション
「ページ/セッション」はセッション数あたりのページビュー数を表しています。半年間で平均して4.37なので、各セッションあたり、すなわち北大Wikiを訪問した人は平均して4ページちょっとの記事を見ていることになります。
ただ、開設時に比べると緩やかに減少しています。開設当初は7から8程度でしたが、2021年度になってからは3、4程度になっているので新規ページが少ないことが影響しているかもしれません。
平均セッション時間
「平均セッション時間」はセッションあたりの時間を表しています。00:03:04なので一回の訪問あたり平均して3分ほど見ていることがわかります。上記の「ページ/セッション」と組み合わせると3分ほどかけて4ページちょっと見ていることがわかります。北大Wikiの記事あたりの分量を考えると妥当なところでしょうか。
直帰率
「直帰率」はページにアクセスしてから、他のページに遷移せずに1ページだけ見て離脱したユーザーの比率を表しています。半年で平均して63.88%なので、だいたい6割強のユーザーが1ページだけ見ており、3割程度のユーザーがいくつかページを見てから離脱していることがわかります。
地域別訪問者数
地域別訪問者を見てみましょう。ここでは海外を除いた日本国内のアクセス(国内アクセスユーザー数は全体の98.76%)のうち、市区町村別のアクセス数を表示します。
市区町村別ユーザー数
半年間の市区町村別のユーザー数上位10件について表すると以下の通りです。
市区町村名 | ユーザー数 | 全体に対する割合 |
---|---|---|
札幌市 | 11,201 | 35.72% |
横浜市 | 3,197 | 10.19% |
大阪市 | 1,845 | 5.88% |
新宿区 | 1,142 | 3.64% |
名古屋市 | 840 | 2.68% |
港区 | 592 | 1.89% |
さいたま市 | 483 | 1.54% |
世田谷区 | 431 | 1.37% |
千代田区 | 425 | 1.36% |
仙台市 | 350 | 1.12% |
合計 | 20,506 | 65.39% |
札幌市が最も多いのは想像通りだと思いますが、次点が横浜市でした。実際のところ、北大の学生にも横浜市出身者の比率は大きいので、妥当なところかもしれません。
都道府県別ユーザー数
上記と同じデータを都道府県別にすると以下の通りです。
都道府県 | ユーザー数 | 全体に対する割合 |
---|---|---|
北海道 | 12,688 | 40.73% |
東京都 | 4,732 | 15.19% |
神奈川県 | 3,801 | 12.20% |
大阪府 | 2,228 | 7.15% |
愛知県 | 1,143 | 3.67% |
埼玉県 | 899 | 2.89% |
千葉県 | 701 | 2.25% |
兵庫県 | 482 | 1.55% |
宮城県 | 388 | 1.25% |
京都府 | 378 | 1.21% |
合計 | 27,440 | 88.09 |
市区町村別の表と比べると東京の区が統合されたのもあって、およそ人口順になっています。ただ兵庫県まではほとんど人口順と同じですが、その次に福岡県や静岡県を差し置いて宮城県が出てくるのは、北海道と東北の近さを感じさせます。また京都府が出てくるのは意外でした。
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