記事別のページビュー数はTOP 10は以下の通りです。(北大Wikiのメインページを除く)
順位 | ページ名 | ページビュー数 |
---|---|---|
1 | 北大生協自転車ポール撤去事件 | 2460 |
2 | 英語 | 500 |
3 | 液体窒素ぶちまけ事件 | 470 |
4 | 移行点 | 438 |
5 | プペペポピー事件 | 432 |
6 | gsearch | 340 |
7 | 恵迪寮 | 323 |
8 | 北大地図パズル | 301 |
9 | AV女優逆ナン事件 | 233 |
10 | 自然科学実験 | 212 |
2021年7月ページビュー数の第1位は「北大生協自転車ポール撤去事件」の記事で2460件でした。これはTwitter上で「北大あるある」を募集していた巨大アカウントでこの記事の内容が取り上げらていたので、そこに記事へのリンクを貼り付けたことよるものです。桁違いのアクセスを稼ぎました。
前述の記事は2021年7月14日に大きなピークがあります。
これは「選手権」と称してネタの投稿を募るアカウントである「坊主」さんが「北大あるある」を募集した際に、この事件に関する投稿が選ばれました。
そこに北大Wikiのページを紹介したことでアクセスが伸びました。
2番目と3番目に多かった記事の日別ページビューです。
急増しているピークの日付はもちろん違うのですが、「英語」と「液体窒素ぶちまけ事件」はさらに大きな違いがあります。「英語」の記事はほとんど検索エンジン経由のアクセスになっています。それに対し、「液体窒素ぶちまけ事件」の記事は他のウェブサイトからのリンク経由のアクセスになっています。
英語に関しては期末試験が近いので、一年生を中心に情報を集めようとした人が多かったのかもしれません。TOEFLなどのイベントもありました。
「液体窒素ぶちまけ事件」についてはどこかで紹介がなされたのかもしれません。
次の記事では北大Wiki開設から半年間におけるユーザーの特徴を分析しています。
]]>この記事ではユーザーのアクセス数などの推移と地域別ユーザー数について紹介します。
半年間におけるユーザー情報を見てみましょう。
数値をまとめると以下の通りです。
ユーザー | 30,256 |
新規ユーザー | 30,163 |
セッション | 42,833 |
ユーザーあたりのセッション数 | 1.42 |
ページビュー数 | 187,204 |
ページ/セッション | 4.37 |
平均セッション時間 | 00:03:04 |
直帰率 | 63.88 |
「ユーザー」は北大Wikiにどれぐらいの人数がアクセスしているかの指標です。半年で30,000件なので、平均して一ヶ月あたりに約5,000程度のユーザーがアクセスしていることになります。
「セッション」は北大Wikiにアクセスしてページを離れるまでの数を示しています。「ユーザー」がページに訪れた人数だとすると、同じ人の重複アクセスを含むアクセス数がこの数になります。「ページあたりのセッション数」を見ると、半年の平均では1ユーザーあたり1.42回ページにアクセスしていることになります。
「ページビュー数」はそれぞれのページにアクセスされた数の総数です。北大Wikiに関連するページが半年間で総計18万回アクセスされていることがわかります。
「ページ/セッション」はセッション数あたりのページビュー数を表しています。半年間で平均して4.37なので、各セッションあたり、すなわち北大Wikiを訪問した人は平均して4ページちょっとの記事を見ていることになります。
ただ、開設時に比べると緩やかに減少しています。開設当初は7から8程度でしたが、2021年度になってからは3、4程度になっているので新規ページが少ないことが影響しているかもしれません。
「平均セッション時間」はセッションあたりの時間を表しています。00:03:04なので一回の訪問あたり平均して3分ほど見ていることがわかります。上記の「ページ/セッション」と組み合わせると3分ほどかけて4ページちょっと見ていることがわかります。北大Wikiの記事あたりの分量を考えると妥当なところでしょうか。
「直帰率」はページにアクセスしてから、他のページに遷移せずに1ページだけ見て離脱したユーザーの比率を表しています。半年で平均して63.88%なので、だいたい6割強のユーザーが1ページだけ見ており、3割程度のユーザーがいくつかページを見てから離脱していることがわかります。
地域別訪問者を見てみましょう。ここでは海外を除いた日本国内のアクセス(国内アクセスユーザー数は全体の98.76%)のうち、市区町村別のアクセス数を表示します。
半年間の市区町村別のユーザー数上位10件について表すると以下の通りです。
市区町村名 | ユーザー数 | 全体に対する割合 |
---|---|---|
札幌市 | 11,201 | 35.72% |
横浜市 | 3,197 | 10.19% |
大阪市 | 1,845 | 5.88% |
新宿区 | 1,142 | 3.64% |
名古屋市 | 840 | 2.68% |
港区 | 592 | 1.89% |
さいたま市 | 483 | 1.54% |
世田谷区 | 431 | 1.37% |
千代田区 | 425 | 1.36% |
仙台市 | 350 | 1.12% |
合計 | 20,506 | 65.39% |
札幌市が最も多いのは想像通りだと思いますが、次点が横浜市でした。実際のところ、北大の学生にも横浜市出身者の比率は大きいので、妥当なところかもしれません。
上記と同じデータを都道府県別にすると以下の通りです。
都道府県 | ユーザー数 | 全体に対する割合 |
---|---|---|
北海道 | 12,688 | 40.73% |
東京都 | 4,732 | 15.19% |
神奈川県 | 3,801 | 12.20% |
大阪府 | 2,228 | 7.15% |
愛知県 | 1,143 | 3.67% |
埼玉県 | 899 | 2.89% |
千葉県 | 701 | 2.25% |
兵庫県 | 482 | 1.55% |
宮城県 | 388 | 1.25% |
京都府 | 378 | 1.21% |
合計 | 27,440 | 88.09 |
市区町村別の表と比べると東京の区が統合されたのもあって、およそ人口順になっています。ただ兵庫県まではほとんど人口順と同じですが、その次に福岡県や静岡県を差し置いて宮城県が出てくるのは、北海道と東北の近さを感じさせます。また京都府が出てくるのは意外でした。
]]>この記事では実際に利用しているエクステンションを紹介します。
JavaScriptライブラリのMathJaxを利用して数式をレンダリングすることができます。
SimpleMathJaxではTeX数式形式の入力に対応しています。<math>タグに挟んで利用できます。例えば以下のように入力すると
<math>
\frac{\partial^2 u(x, t)}{\partial t^2} = c^2 \frac{\partial^2 u(x,t )}{\partial x^2}
</math>
以下のように表示できます。
北大Wikiでは理学部のページで使用例が見られます。現在は他のところでは一切使用されていませんが、いつか使われることを期待してこの機能をもたせています。
インターネットを検索すると数多見つかるので、ここでは解説しません。次のサイトは参考になると思います。
この記事では実際に利用しているエクステンションを紹介します。
スパム投稿を防ぐために有効なエクステンションです。
投稿時やユーザー登録時に質問することによって機械的な操作を防ぎます。
デフォルトでは極シンプルな算数の問題を解かされる機能があるのですが、botによって突破される危険性が高いため、北大WikiではQuestyCaptchaプラグインを利用し、問題に回答することで承認される設定にしています。
北大の初代教頭として「ボーイズビーアンビシャス」という有名な言葉を残したのは、カタカナ4文字で何先生でしょうか。(ログインするとスキップできるようになります)
答えは北大Wikiに書き込もうとする人には難しくないものです。特に日本語による回答を設定していることで、海外のユーザーに突破されにくくしています。
「カタカナ4文字」と指定しているので間違うことはほぼないでしょう。ちなみに半角カナでも答えられるように設定しています。
LocalSettings.php に以下のように設定を書き込みます。
wfLoadExtension( 'ConfirmEdit/QuestyCaptcha' );
$wgCaptchaClass = 'QuestyCaptcha';
$wgCaptchaQuestions[] = array(
'question' => "北大の初代教頭として「ボーイズビーアンビシャス」という有名な言葉を残したのは、カタカナ4文字で何先生でしょうか。(ログインするとスキップできるようになります)",
'answer' => ["カイトウ", "カイトウ"]
);
$wgCaptchaTriggers['edit'] = true;
$wgCaptchaTriggers['create'] = true;
$wgCaptchaTriggers['createaccount'] = true;
$wgCaptchaTriggers['badlogin'] = true;
$wgGroupPermissions['user']['skipcaptcha'] = true; # 登録 ユーザは Captcha をスキップできる
$wgGroupPermissions['sysop']['skipcaptcha'] = true; # sysop ユーザは Captcha をスキップできる
ソースコード内のコメントにもあるように、登録ユーザーや管理者ユーザーにはわざわざ質問することがないようにしています。この理由からも北大Wikiで編集をする際にはユーザー登録してから編集することがオススメです。
非登録ユーザーで編集しようとすると質問されてしまうのですが、編集確定(変更を保存)する前に「プレビューを表示」をする際にも何か答えないと「このフィールドは入力必須です」と表示されてしまい、プレビューできません。
しかしプレビューの際には正しい答えである必要がありません。とにかく適当な文字が入っていればプレビューは表示できます。
もしユーザー登録せずに編集前プレビューを利用したい場合は試してみるといいでしょう。もちろんそんな煩わしさを避けるためにも、北大Wikiについてはユーザー登録されることをオススメします。
2021年6月現在、北大Wikiは「さくらインターネット」のレンタルサーバーで運用されています。
利用しているのはこの中の「スタンダードプラン」です。北大Wikiの運用にはSQLデータベースの利用が必須ですが、一番安い「ライトプラン」ではMySQLのサービスが利用できないため、スタンダードプランにしています。
月額524円かかっています(その他、初期費用として別に1,024円かかっています)。
このドメイン名は「北大wiki図鑑」のころから使われています。こちらも「さくらのドメイン」サービスで管理しています。利用料は年間1,886円となっています(2021年7月現在)。
このドメインは現在このブログへのURLになっており、北大Wiki本体はhttps://hokudaiwiki.net/wiki/に設置されています。
「さくらのレンタルサーバ」のサービスの一環で「Let’s Encrypto」による無料SSL証明書を設定しています。またHTTP通信をすべて暗号化されたHTTPS通信にリダイレクト設定しています。費用はかかっておらず、自動更新されます。
MediaWikiはかの有名なWikipediaでも利用されており(Wikipediaのために開発されており)、そもそも北大Wikiの前身であった「北大wiki図鑑」でも使われていたので、北大Wikiでも同じように利用しています。
こちらはGPLによるオープンソースソフトウェアであり、費用はかかりません。
北大Wikiはウェブブラウザからページの編集ができるコンテンツマネジメントシステム(CMS)である”MediaWiki”を利用しています。ブログなどで有名なWordPressもCMSの一種です。
結局、北大Wikiの運営にかかっている費用は以下のとおりです。
合計で一ヶ月あたり682円程度、年間では8,174円かかっています。これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれかもしれませんが、北大Wiki程度のサイトを運営するのにこれぐらい費用が必要だということがおわかりいただけるでしょうか。
北大Wikiでは運営に掛かる費用を補助するため、Amazon Associateプログラムを利用し、北大Wikiページの上部に商品へのリンクを掲載しています。
このリンクを介して商品を買うと代金の数%(商品による)が北大Wikiに入ってきます。今後の運営継続のためにももしよろしければ、リンクを介して購入していただけるとありがたいです。リンクへアクセスした後、30分以内に何か買うと、その購入代金が対象となるようです。よろしくお願いします。
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北大Wikiの「北大Wikiについて」のページには次のように書いてあります。
「北大Wiki」は北海道大学のことをみんなで自由にまとめるために立ち上げたWikiです。他学部の人や受験生が知らない授業や北大の情報など、今や昔の北大を知ることができる情報を増やしましょう!
北大Wikiについて – 北大Wiki
北大に関する話題なら何でも取り入れることを目的にしているため、どんな書き込みも歓迎されています。
この文章は北大Wikiの前身である「北大wiki図鑑」のとき、メインページの一番最初に書いてあった文章を利用しています。その際には「今の北大を知ることができる情報を増やしましょう!」と書いてありましたが、「今と昔の北大を知ることができる」に変更しています。今現在のみならず、昔の情報も残してほしい気持ちを込めています。
2018年11月に「北大wiki図鑑」が公開され、「北大広告研究会」によって運営されていましたが、2年後の2020年10月に閉鎖されました。その後、一ヶ月後の2020年10月に新しく「北大Wiki」として復活させました。
詳しい時系列は以下のとおりです。
この記事冒頭に掲げたように、北大Wikiは北海道大学に関する様々な情報を将来に渡って参照できるように運営を続けていくつもりです。運営に掛かる費用を補助するため、北大WikiではAmazon Associateプログラムを利用し、北大Wikiページの上部に商品へのリンクを掲載しています。
このリンクを介して商品を買うと代金の数%(商品による)が北大Wikiに入ってきます。今後の運営継続のためにももしよろしければ、リンクを介して購入していただけるとありがたいです。
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