統計学(とうけいがく)は全学教育科目の一つ。統計力学とは異なる。

概要編集

高校までの数学で学習する確率・統計を学ぶ。高校課程の数学Bで扱われる確率分布を発展させた内容であるが、ほとんどの高校では数学Bの確率分布を授業で扱っていないため、数学Bの予備知識は前提としていない。

統計学は理系のイメージがあるが[1]経済学部の教員が担当するクラスが多い。一部情報科学研究科や非常勤講師担当のクラスがある。昔は理学部数学科が主担当だったが、現在では数学科は全学教養の統計学には関わっていない。

全クラス共通シラバスで進められるが、教科書は教員によってバラバラである。

基本的に選択科目であるが、学部によっては卒業要件として必修である。

ただし理学部数学科以外の理系は学部学科問わず事実上の必修と見て差し支えない。1年時にこれを回避しても、2,3年時に統計学とほぼ同一内容の必修科目が組み込まれていることが殆ど。

情報科学研究科担当のクラスでは、教科書の内容のみならず所属研究室の研究紹介を交えた講義を行い、それを理由にエクセレント・ティーチャーズを受賞した教員がいる。

関連項目編集

脚注編集

  1. 文系がほとんど学ぶことがないのは「統計力学」である。これは熱力学に関する物理学の内容である。


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