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「留年」の版間の差分

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* 日本学生支援機構等の奨学金が止まる(進級すれば普通は復活する)
 
* 日本学生支援機構等の奨学金が止まる(進級すれば普通は復活する)
 
* 学費を余分に払う必要が出てくる
 
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* 卒業までのいずれかのタイミングで学生証の再発行が発生する
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* 学研災や[[北大生協]]の共済の掛金の追加支払いが必要となる
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* 総合教育部で留年した場合、留年者ガイダンスへの出席が求められる
  
 
== 再履修 ==
 
== 再履修 ==

2023年3月2日 (木) 01:07時点における版

留年(りゅうねん)とは何らかの事情により進級要件または卒業要件を満たすことができず、現級に留まること。

概要[編集]

残念ながら留年はネガティブなことである。しかし決して恥ずかしいことではない。 たまたま進学制度に合わなかったというだけであり、まだ放校になったわけではない。 単位を習得すればよい話なので、留年が決定したからといってそこまで悲観的になることはない。

進級要件及び卒業要件は学部や学科によって異なり、毎年進級可否の判断がなされるところや、分属後は4年生までは(例え習得単位数が0でも)自動的に進級するところもある。

例えば、総合教育部に所属している大学一年生が進級に必要な要件は以下を満たすことである[1]

  • 本学に1年以上在学し、全学教育科目32単位以上を修得すること。
  • 総合入試(文系・理系)で入学した学生は、総合入試入学者の移行の手続きを経て、2年次以降に所属する学部・学科(一部学部では専攻・コースまで)が決定していること。

特に全学教育科目のうち、情報学I第2外国語はどの学部においても卒業に必要な単位だが、落とす者も多く、これが原因で4年生になっても教養通いとなってしまう学生も少なくなく、また留年の要因となりうることも多い。

何らかの事情により停学措置を受けると、その期間は単位が取れない上に、在学期間にも含まれないため、ほとんどの場合は留年を余儀なくされる。

留年すると大抵は一年分余分に学費を払わなくてはならないため、金銭的負担が大きくなる。 そのため「アルバイトに専念しすぎて留年した」というのは本末転倒になっている可能性があるため、十分注意したい。

学生番号には入学年次の情報が含まれているため、留年していることがバレてしまう可能性がある。

総合教育部では、例年3月1日頃、進級条件充足者リストが掲示板に掲示される。リスト内の学生番号に欠番があれば、留年の可能性が高い。(他に中退や入学辞退等の理由でリストに載っていないケースもある。)

計画留年[編集]

留年者の中にはわざと単位を習得せず留年する者もいる。例えば希望する学部・学科へ移行するために移行点を調整しようとしてあえて留年する場合がある。

また十分単位を取って進級・卒業が可能であるものの、あえて単位をとらずに留年し、就活等に専念する期間を作ろうとする場合もある。

特に卒業に必要な単位をすべて取得し、卒業要件を満たしてから休学することはほとんどできないため、あえて大学の身分を残すために留年するという場合がある。

停学[編集]

進級要件が満たせず留年する理由は単位が足りないだけでなく、在学期間が十分でない場合もある。 試験などで不正行為を働くことや学生の本分に反する行為などのため、懲戒を受けると停学措置となり、留年する。以下のような事例がある。

  • 試験のカンニング
  • レポートの剽窃
  • 過失致傷・致死などの重大な犯罪
  • 密猟・密漁
  • 未成年淫行
  • 違法薬物の所持・使用
  • 大学運営を脅かす深刻な行為

不正行為は悪質なものでない場合は、当該講義の単位が取り消されるだけで済む場合もあるが、当該学期の全単位が取り消される場合もある。 この場合は在学期間には影響しないが、単位数が足りずに実質留年が確定することになるだろう。

北大爆破予告事件では爆破予告を仄めかすツイートを行った学生(予告を送った本人ではない)が処分を受け停学となった。その結果留年することになったと思われる。

留年すると起きること[編集]

  • 同期たちと学年がずれる
  • 日本学生支援機構等の奨学金が止まる(進級すれば普通は復活する)
  • 学費を余分に払う必要が出てくる
  • 卒業までのいずれかのタイミングで学生証の再発行が発生する
  • 学研災や北大生協の共済の掛金の追加支払いが必要となる
  • 総合教育部で留年した場合、留年者ガイダンスへの出席が求められる

再履修[編集]

留年する理由として必修科目を落とした場合も多い。この場合は再履修が必要となる。 再履修の手続きは学部や講義の種類によって対応が異なるため色々と確認しなくてはならない。 場合によっては教員のサインや承諾が必要となる場合もある。

またもう一度同じ講義を受講するということは、すでに聞いた内容をもう一度聞くということになる。 大抵の講義は毎年同じ内容であるため、聞いているのは結構辛い。 グループワークなどが含まれる形式だとメンバーによっては違う展開になるのでまだマシかもしれない。

またレポートなどを記述する際に「初めて聞いて興味がわきました」などの文言を使って 内容を増やす小技が使いにくくなるなどのデメリットもあると言われる。

関連項目[編集]

脚注[編集]



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