牛
牛(うし、英: Cattle)は、哺乳類ウシ科の動物である。北大では札幌キャンパスの農場と獣医学部、新ひだか町の研究牧場で飼育されている。
概要編集
農場管轄の牛は、農場のサークル会館側で飼育されている。平成ポプラ並木は、放牧中の牛を見れる絶景スポットである。札幌競馬場の関係者席からも、放牧中の牛が見える。
個体によっては研究で体内を観察するために穴が空けられている個体がある。近くで見るとなんとなく痛々しい。
北大構内の牛の利用編集
牛乳・乳製品編集
農場では北大牛乳を生産し、北大構内カフェで牛乳や乳製品を頂ける。
- ミュージアムカフェぽらすではメニューに北大牛乳がある。
- 北大マルシェ Cafe&Laboではメニューに北大牛乳がある[1]。また、物販で「HOKUDAI Clark’s Milk」ブランドのクッキーやバウムクーヘン等の取扱いがある。
- カフェdeごはんでは、北大牛乳を原料としたソフトクリームを味わえる[2]。
現在は、北大外の札幌市内ホテル・飲食店でも北大牛乳を原料としたスイーツの取り扱いが増加中である。また、起業学生によるキッチンカークラーク博士のお三時でも販売されている。
牛肉編集
新ひだか町の研究牧場管轄の短角牛は平成時代までは大々的に販売されることはなかったが、コロナ禍で牛肉の需要が低下し、北大マルシェ Cafe&Laboにて牛肉とその加工品の販売を開始した。うち、短角牛ハンバーグは新ひだか町のふるさと納税返礼品に指定された。短角牛は北海道大学フェアやさっぽろ雪まつり、YOSAKOIソーラン祭り、さっぽろオータムフェスト内北大特設ブースでも販売されるようになる。
ミュージアムカフェぽらすでは「北大短角牛内臓フェア」と称し、内臓肉を用いた料理が提供されている。
イベントの北海道大学×STV SDGsデー、ホームカミングデーでは、当日限定メニューの北大短角牛ステーキ定食が提供される。
2024年8月、北大生協の函館キャンパスを除く全学食で、北大短角牛の竜田丼が期間限定で提供された。
2021年と牛編集
2021年の干支は辛丑(かのと うし)である。これにちなみ、北大では牛を用いた種々の展開が行われている。
- 北大の公式Instagramアカウントでは、北大農場の牛が新年の挨拶を行った。
- 北図書館では、1月4日の週の「今週の北図書おすすめ本」にて、牛をテーマに企画展示を行った。
牛と北大祭の関係編集
牛は北大祭の模擬店で人気を博する企画となっている。
北大には牛乳同好会やにとべこ等、牛や乳製品を対象とするサークルが存在し、牛にちなんだ模擬店を出す。2023年以降北大祭で北大短角牛の牛串が販売され、人気模擬店となっている。2024年北大祭では、北大短角牛をメニューとする模擬店同士のコラボ企画が行われた。これまで、牛肉や乳製品では、牛乳や牛乳を使用したワッフル、ソフトクリーム、牛煮込みうどん、北大短角牛の牛串やタコスやビール煮等の出店実績がある。
ほか、獣医学祭では屋内展示で牛の骨格展示が行われる。また屋外メイン会場の西側で、獣医学部管轄の牛が飼育されているのが見られる。
尚、牛肉や乳製品を取り扱う模擬店の宣伝アカウントで乳牛のイラストが描かれることが多い。通常乳牛は除角しているが、多くの宣伝アカウントで角が生えた乳牛を描いている。
その他編集
モデルバーンの外壁には牛をかたどった装飾が施されているのを見ることができる。また、モデルバーン夏季開園中は、屋外の牧牛舎入口に牛の親子のモニュメントが設置される。
令和4年8月23日開催の農学部の公開講座の「時計台サロン」は、牛の研究者により牛をテーマに行われた。令和7年4月16日の「時計台サロン」は、牛乳をテーマに行われた。
北大周辺ホテルが受験生向けに配布する北大マップには、農場の位置に牛や羊のイラストが描かれているものがある。
北大病院循環器科の上原拓樹医師は、「うし先生」の筆名で著述活動を行っている。