ポケモンGO削除事件

ポケモンGO削除事件(ポケモンゴーさくじょじけん)は大学が北大構内におけるポケモンの出現の規制を要請した事件。

概要編集

ポケモンGOは日本では2016年6月にリリースされた位置情報を使うARアプリで、実際の地図の上にポケモンが出現し、捕まえることができるスマートフォン向けゲームである。 世界の各地に現れるポケモンを捕まえたり、名所に設けられたポケストップなどを巡るゲームだが、歩きスマホにつながることや、ポケモン目当てに立ち入り禁止の場所に入り込んでしまうことが度々問題になっていた。

札幌キャンパスのような北大の広大な敷地も例外ではなく、多くのポケモンやポケストップが出現した。 これらのために多くの人がキャンパス内に入り込み、ながらスマホや病院などの立入禁止区域に立ち入ってしまうことを懸念し、大学は開発元に対し2016年7月末に削除要請を行った。

実際のところ札幌キャンパスには数十のポケストップが配置されており、それを目当てとする観光客も大勢出入りしていた。

大学が発表した理由は以下の通りである[1]

この度,本学敷地内において,スマートフォン用ARモバイルゲーム「Pokémon GO」のキャラクター,ポケモン等の出現が確認されたことにより,ポケモン等の入手を目的とする人が敷地内に立ち入っております。それらの人たちが画面を見ながら歩いたり,自転車に乗ったりする行為による本学学生等との事故やトラブルの可能性,ゲームに夢中になるあまり,交通事故や知らないうちに病院・実験室等の立入禁止区域等に侵入してしまう可能性等,ゲームの利用者及び本学の双方にリスクがあるものと考えられます。

国内では他にも、広島の平和記念公園や各地の裁判所などで削除が要請されている。

学生の反応編集

ウェブニュースの記事でまとめられたところによれば、学生からはポケモンGO関連の要素削除については残念がる様子が見られた[2]

「ポケモンGOと学校生活の両立が困難となりました」
「意味わからん 北大やめたい」

その後編集

2021年現在はリリース当時の熱狂も落ち着き、ポケモンの出現もポケストップも復活しており、札幌キャンパスには70近いスポットがある。

スポット一覧編集

ポケストップ編集

ジム編集

脚注編集

関連項目編集



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