北海道地震デマ拡散事件
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北海道地震デマ拡散事件(ほっかいどうじしんデマかくさんじけん)は2019年2月21日、21時ごろに胆振地方中東部地方において発生した地震についてTwitter上で「#北大は核実験をやめろ」のタグを拡散させた事件。
概要[編集]
大学が長期休みに入り、成績開示が行われた直後に2度(夏季、冬季)も大きな地震が発生したことから、北海道でたび重なり起こる大地震は、北海道大学が関与しているのではないかという陰謀論が広まった。
- 成績の異議申し立てに怒った教授陣が学生を戒めるために地下核実験を行なった
- 大学が長期休暇に入り、ダレる学生達が増えることを警戒し、戒めとして核実験を行った
等、あらゆる憶測が飛び交い、一時的に情報の錯綜を引き起こし、鳩山由紀夫元総理までもがSNS上で北海道地震陰謀説を提唱する事態が起きた。
この事態を経て、Twitter上での「#北大は核実験をやめろ」のタグは北海道警察からデマ情報の認定を受けた[1]。
以下は「【地震】北海道庁認定「SNS上における流言飛語認知状況一覧」ツイートまとめ - Togetter」より。
親が消防で警察官の北電社員の人に自衛隊からの情報を教えていただいたんだけど、地震の原因は北大の核実験らしい。 #北大は核実験をやめろ
脚注[編集]
- ↑ [http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/ktk/310221/honbuinkaigisiryou02.pdf 平成31年2月21日胆振地方中東部の地震による 北海道災害対策本部第2回本部員会議]