2008年北大受験日延期事件

2008年北大受験日延期事件(2008ねんほくだいじゅけんびえんきじけん)は大雪のため、前期試験の日程が1日繰り下がった事件。

概要編集

2008年2月25日、北大では前期試験が予定されていたが、その前日の2月24日に大雪のため公共交通機関に大きな乱れが発生した。

これを受け、北大では試験日を1日繰り下げ、2月26日に試験を行うこととなった。北大が新制大学になって入試日程を1日延期したのは初めてであった[1]

前々日に会場入りしていた受験生はともかく、前日に会場入りしていた受験生には混乱も見られた。飛行機が新千歳空港へ着陸できず、函館空港に着陸することとなり、函館からタクシーに乗って札幌へ向かった受験生もいるという。

なお、同じ日程で試験を予定していた北海道教育大、旭川医大、札幌市立大では、2月25日に受験できなかった受験生を対象に翌日26日に追試験を実施した。

案内文編集

(北海道大学/2008.02.24)(一部抜粋) 北海道大学 アドミッションセンター

2月25日(月)の北海道大学入学試験は,雪害による交通機関の混乱のため,2月26日(火)に延期します。なお,試験時間及び試験会場は当初予定どおりです。引き続きホームページに情報を掲載しますので,ご注意願います。

2022年の大雪編集

2022年2月は札幌含めた北海道地域は大雪のため、交通状況は大きな影響を受けた。

特に試験の前々日である2月23日は新千歳空港まで飛行機が飛んだものの、JRが止まっており、 高速バスやタクシーも乗客を処理しきれておらず、大勢が空港に足止めとなった。

JRが除雪作業を進め、午後10時に札幌駅への直通運行を実施する方針を示したが、 結局翌日の午前3時まで列車が動かないなどの問題が生じていた。

このため令和4年入試においても2008年と同様の処置が講じられるのではないかと話題になったが、 2月24日には状況がある程度落ち着いたこともあり、予定通り試験は実施された。

2月23日時点では北大から試験実施は予定通り行われる旨が公式発表されていたが、 目の前の状況から気を揉んだ受験生及び関係者が大勢いた。

関連項目編集

脚注編集



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