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平時は学外者の生協の利用を認めているが、現在は学外者の利用を禁止している。
 
平時は学外者の生協の利用を認めているが、現在は学外者の利用を禁止している。
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北大生協教職員委員会はコロナ以前から機関紙を定期発行していたが、新たに北大生協学生委員会も月刊の機関紙発行を開始した。
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北大生協教職員委員会はコロナ以前から機関紙を定期発行していたが、新たに北大生協[[学生委員会]]も月刊の機関紙発行を開始した。
    
5月に開催された総代会は、1年生総代と学外団体総代を選出せず規模を縮小して開催された。
 
5月に開催された総代会は、1年生総代と学外団体総代を選出せず規模を縮小して開催された。
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== 講義への影響 ==
 
== 講義への影響 ==
 
=== 全学的な影響 ===
 
=== 全学的な影響 ===
2020年東京五輪マラソン競技のため各学部の学事暦が大幅に変更されていたが、更なる学事暦の変更を余儀なくされた。五輪マラソンにより授業終了日を繰下げできない関係で、祝日授業や6講時授業、北大祭期間中の授業を行う学部もある。ただし五輪マラソン、北大祭は後にいずれも延期発表されため授業終了日の繰下げが可能となり、大半の学部はお盆期間中にも講義が行われ、1学期の授業最終日が8月末となる。
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[[2020年東京五輪マラソン競技]]のため各学部の学事暦が大幅に変更されていたが、更なる学事暦の変更を余儀なくされた。五輪マラソンにより授業終了日を繰下げできない関係で、祝日授業や6講時授業、北大祭期間中の授業を行う学部もある。ただし五輪マラソン、北大祭は後にいずれも延期発表されため授業終了日の繰下げが可能となり、大半の学部はお盆期間中にも講義が行われ、1学期の授業最終日が8月末となる。
    
新年度の各種ガイダンスの実施については各学部で対応が分かれ、当初の予定通り4月上旬に対面形式で進級、移行ガイダンスを実施した学部も見られる。
 
新年度の各種ガイダンスの実施については各学部で対応が分かれ、当初の予定通り4月上旬に対面形式で進級、移行ガイダンスを実施した学部も見られる。
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=== 対面授業の解禁 ===
 
=== 対面授業の解禁 ===
総合教育部では、体育学、自然科学実験や演習を含め全ての講義が当面の間オンライン授業で行われる。国の緊急事態宣言解除により仮にBCPのレベルが引き下げられても、総合教育部では今学期は対面授業は実施されない予定と発表されたが、7月10日以降必修科目の情報学Ⅰ、及び一般教育演習、総合科目、主題別科目、体育学の一部は対面授業を行う見通しとなった。
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[[総合教育部]]では、[[体育学]]、[[自然科学実験]]や演習を含め全ての講義が当面の間オンライン授業で行われる。国の緊急事態宣言解除により仮にBCPのレベルが引き下げられても、総合教育部では今学期は対面授業は実施されない予定と発表されたが、7月10日以降必修科目の情報学Ⅰ、及び一般教育演習、総合科目、主題別科目、体育学の一部は対面授業を行う見通しとなった。
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また試験を札幌キャンパス内で対面で行うかどうかについては、オンライン試験またはレポート代替を原則とし、一部の試験は対面で実施されることとなった。一例として、7月11日に全新入生が受ける英語Ⅱ中間試験のTOEFL、及び第2外国語統一試験は予定通り実施される。他の対面で実施する試験は、今年に限り試験期間を設けて試験期間で実施される。
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また試験を[[札幌キャンパス]]内で対面で行うかどうかについては、オンライン試験またはレポート代替を原則とし、一部の試験は対面で実施されることとなった。一例として、7月11日に全新入生が受ける英語Ⅱ中間試験のTOEFL、及び第2外国語統一試験は予定通り実施される。他の対面で実施する試験は、今年に限り試験期間を設けて試験期間で実施される。
    
総合教育部は6月19日以降を対面授業出席準備期間とし、札幌圏以外に在住している新入生は7月11日のTOEFLに間に合うよう札幌圏へ引っ越す必要がある。
 
総合教育部は6月19日以降を対面授業出席準備期間とし、札幌圏以外に在住している新入生は7月11日のTOEFLに間に合うよう札幌圏へ引っ越す必要がある。
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また、教養棟への入構ルールや対面授業の前後にオンライン授業がある場合の対処法についても発表されている。
 
また、教養棟への入構ルールや対面授業の前後にオンライン授業がある場合の対処法についても発表されている。
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一方、学部専門科目は工学部や薬学部の実験科目、水産学部函館キャンパス開講科目など、6月以降に対面授業を実施する学部がある。対面授業のため登校する場合、学部棟への入構に際し各学部で定めている入構ルールに従わなければならない。逆に医学部保健学科は実習の開講時期を2学期に変更したため、BCPレベルの引き下げによらず今学期の対面授業を行わない。
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一方、学部専門科目は[[工学部]]や[[薬学部]]の実験科目、[[水産学部]][[函館キャンパス]]開講科目など、6月以降に対面授業を実施する学部がある。対面授業のため登校する場合、学部棟への入構に際し各学部で定めている入構ルールに従わなければならない。逆に医学部保健学科は実習の開講時期を2学期に変更したため、BCPレベルの引き下げによらず今学期の対面授業を行わない。
    
== 新入生への影響 ==
 
== 新入生への影響 ==
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例年は基礎クラス単位でLINEグループが作られる傾向であったが、今年度は英語Ⅰのクラス単位でもLINEグループが作られるようになっている。
 
例年は基礎クラス単位でLINEグループが作られる傾向であったが、今年度は英語Ⅰのクラス単位でもLINEグループが作られるようになっている。
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ピアサポートの一貫として、新入生の情報学Ⅰ、数学、物理学、化学について情報発信を行うTwitterアカウントが開設された。
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[[ピアサポート]]の一貫として、新入生の[[情報学Ⅰ]]、[[数学]]、[[物理学]]、[[化学]]について情報発信を行うTwitterアカウントが開設された。
    
ラーニングサポート室には今年の新入生から課題過多の意見が多く寄せられ、これを受け授業課題に関する緊急アンケートを実施。
 
ラーニングサポート室には今年の新入生から課題過多の意見が多く寄せられ、これを受け授業課題に関する緊急アンケートを実施。
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令和2年度は、TOEICの中止および受験人数制限によってTOEICを受験できない学生が全国的に続出している。北大の各大学院は、今年度に限りTOEIC受験不要とする等の特例措置を取る所が多い。
 
令和2年度は、TOEICの中止および受験人数制限によってTOEICを受験できない学生が全国的に続出している。北大の各大学院は、今年度に限りTOEIC受験不要とする等の特例措置を取る所が多い。
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また、水産科学研究院のように対面での筆記試験を取りやめ、オンライン試験に変更する大学院がある。
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また、[[水産科学研究院|水産学部]]のように対面での筆記試験を取りやめ、オンライン試験に変更する大学院がある。
    
== 学生生活への影響 ==
 
== 学生生活への影響 ==
 
=== 学生活動の自粛 ===
 
=== 学生活動の自粛 ===
北大当局は、学生の帰省や旅行、課外活動の当面の間の自粛を要請した。同時に体育館、サークル会館等の課外活動施設が3月4日~当面の間休館となる。
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北大当局は、学生の帰省や旅行、課外活動の当面の間の自粛を要請した。同時に体育館、[[サークル会館]]等の課外活動施設が3月4日~当面の間休館となる。
    
長谷川副学長は、「生活行動に関する注意事項について」という文書を発布した。文書では、道外から札幌に来た後の2週間の自宅待機や、北大キャンパスへの通学の自粛等を学生に求めている。
 
長谷川副学長は、「生活行動に関する注意事項について」という文書を発布した。文書では、道外から札幌に来た後の2週間の自宅待機や、北大キャンパスへの通学の自粛等を学生に求めている。
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== 多彩な修学支援 ==
 
== 多彩な修学支援 ==
・文部科学省は、「学びの継続」のための『学生支援緊急給付金』を創設し、北大でも受付を行っている。
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* 文部科学省は、「学びの継続」のための『学生支援緊急給付金』を創設し、北大でも受付を行った。
 
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* 北大当局は独自に「緊急修学支援金」の支給を実施。2500名程度の北大生に、5万円または10万円の奨学金の支給を行った。
・北大当局は独自に「緊急修学支援金」の支給を実施。2500名程度の北大生に、5万円または10万円の奨学金の支給を行う。
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* 更に北大当局は、コロナ禍のため家計が急変した学生に対し令和2年度前期の緊急授業料減免を行った。
 
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* 北大当局はオンライン授業受講環境整備が困難な北大生のため、ノートパソコンとルーターの無償貸与を実施した。
・更に北大当局は、コロナ禍のため家計が急変した学生に対し令和2年度前期の緊急授業料減免を行う。
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* [[恵迪寮]]同窓会は寮生に米1.4トンとトイレットペーパー144パックを支給を行った。
 
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* [[農学部]]は学生と院生に米と牛乳を配布。
・北大当局はオンライン授業受講環境整備が困難な北大生のため、ノートパソコンとルーターの無償貸与を実施した。
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・農学部は学生と院生に米と牛乳を配布。
      
== 北大職員の感染 ==
 
== 北大職員の感染 ==
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ホームページに掲載されていないコロナ研究もある。例えば、人獣共通感染症リサーチセンターの高田教授は、次亜塩素酸水を用いてコロナ不活性化実験を実施。後日、NITE(製品評価技術基盤機構)は北大の研究結果を否定する研究発表を行った。これを受け北大は第2弾の研究発表をリリースし、研究発表の応酬合戦となっている。
 
ホームページに掲載されていないコロナ研究もある。例えば、人獣共通感染症リサーチセンターの高田教授は、次亜塩素酸水を用いてコロナ不活性化実験を実施。後日、NITE(製品評価技術基盤機構)は北大の研究結果を否定する研究発表を行った。これを受け北大は第2弾の研究発表をリリースし、研究発表の応酬合戦となっている。
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== 西浦教授 ==
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=== 西浦教授 ===
理論疫学が専門の医学研究院教授。
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理論疫学が専門の[[医学研究院|医学部]]教授。
    
武漢市で感染が深刻化した当初から感染者数の推定を行い、日本への注意喚起を広く行ってきた。
 
武漢市で感染が深刻化した当初から感染者数の推定を行い、日本への注意喚起を広く行ってきた。
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== No More Coronaプロジェクト ==
 
== No More Coronaプロジェクト ==
令和2年3月に医学部学生を中心に立ち上げられた課外団体である。政府や北大当局が発信している情報を画像化等の手法を用いて「見える化」を行い、北大生に向けて整理し情報配信を行っている。
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令和2年3月に[[医学部]]学生を中心に立ち上げられた課外団体である。政府や北大当局が発信している情報を画像化等の手法を用いて「見える化」を行い、北大生に向けて整理し情報配信を行っている。
    
活動にあたっては、医学研究院の玉越教授の監修を受けている。
 
活動にあたっては、医学研究院の玉越教授の監修を受けている。
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== 寄附金のお願い ==
 
== 寄附金のお願い ==
* 北大フロンティア基金は、校友会エルムと連名で卒業生に対し修学支援基金への寄附を呼び掛けている。既に多数の寄附が集まり、北大フロンティア基金のホームページ上で寄附者から学生への応援メッセージが閲覧できる。
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* 北大フロンティア基金は、校友会エルムと連名で卒業生に対し修学支援基金への寄附を呼び掛けている。既に多数の寄附が集まり、北大[[フロンティア基金]]のホームページ上で寄附者から学生への応援メッセージが閲覧できる。
 
* 北大病院は、医療崩壊防止のため「北大病院新型コロナウイルス安全安心基金」への寄附金の募集を開始した。
 
* 北大病院は、医療崩壊防止のため「北大病院新型コロナウイルス安全安心基金」への寄附金の募集を開始した。
    
[[Category:事件]]
 
[[Category:事件]]