ロシア語
ロシア語(ろしあご)は第2外国語として選択できる言語の一つ。
概要編集
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何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何を言われたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。 もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ。
難易度について編集
ロシア語は一般に「習得が難しい」というイメージが持たれており、第2外国語としての人気もあまり高くない。ロシア語の習得が困難であるとされる理由を列挙すると、
- 文字がラテン文字ではなくキリル文字なので、1から覚える必要がある
- 硬子音・軟子音という子音の区別が存在し、なかなか理解しづらい
- 名詞が男性名詞、女性名詞、中性名詞に分かれている
- 名詞、代名詞、形容詞、数詞、動詞全てが語形変化し、変化の規則もややこしい
- 動詞には完了体動詞と不完了体動詞が存在し、使い分けの規則がややこしい
などが挙げられる。ここまで脅してしまったが、これらはあくまで「ロシア語」の難しさであり、第2外国語としてのロシア語の単位の取得は非常に容易である。
- 文字がラテン文字ではなくキリル文字なので、1から覚える必要がある→ラテン文字やギリシア文字と重複しているものも多いので大したことはない。ハングルを覚えるほうがよっぽど大変であろう。
- 硬子音・軟子音という子音の区別が存在し、なかなか理解しづらい→必修の授業では発音をほとんど扱わないので無問題。演習の授業を取ればちゃんとした発音をロシア人の先生が教えてくれる
- 名詞が男性名詞、女性名詞、中性名詞に分かれている→ヨーロッパ系言語は他も大抵そうである。ドイツ語などは男女を暗記しないといけないが、ロシア語は語尾で見分けがつくのでむしろ簡単。
- 名詞、代名詞、形容詞、数詞、動詞全てが語形変化し、変化の規則もややこしい→まあ他のヨーロッパ系言語に比べると変化が多いのは事実。特殊活用形などを含めるとかなりパターンが細分化されるので人によってはキツい。
- 動詞には完了体動詞と不完了体動詞が存在し、使い分けの規則がややこしい→これは本当に難しい。授業内でも多少扱われるが、ロシア人の先生がネタにするレベルで難しい。これに一生を捧げる言語学者もいる。
さらに、他の言語と比べた際のロシア語のメリットも挙げておく。
- 実は、フランス語や中国語と比べ、日本人にとってかなり発音しやすいかもしれない(ть と ч を最初から聞き分けられる日本人はほとんどいない)
- 普通に難しいため、テストの採点や単位の取得に関しては考慮されている。キチンと課題を出したり、小テストに取り組んだりすれば単位を落とすことはほとんどない。A+を取得した人間もいるので、本人次第な部分もある。
以上、第2外国語としてのロシア語は言語自体の難易度こそ高いが、単位取得の難易度はそれほど高くない。ロシアの文化などに興味があればとってみるのも一興だと思う。