ネーミングライツ
ネーミングライツ(英: Naming Rights)とは「命名権」と訳され、「公共施設の名前を付与する命名権と、付帯する諸権利のこと」を指す。北大においてもいくらかの施設を対象に「ネーミングライツ・パートナー」として2023年から実施されている。
概要編集
北大では施設等に別称(愛称等)を付与させるネーミングライツ(命名権)制度を設けている。
募集条件などは2025年現在、「3年以上5年以内(5年を上限として更新可)」「事業者等又は同事業者等を斡旋する法人等が対象」「ウェブページで公募の上、審査を経て選定」とされている[1]。
ネーミングライツの設定によって、インフォメーションボードなどの設置や北大のウェブページや地図への表示がなされる。
これまでの実績編集
大講堂 編集
- 愛称名 :Sky HALL(スカイホール)
- 対象施設:高等教育推進機構 大講堂
- 期間:2023年7月1日~2026年6月30日
- パートナー:Sky株式会社
図書館 編集
- 愛称名 :Sky Open Area(スカイ オープン エリア)
- 対象施設:附属図書館本館 南棟2階オープンエリア及びリテラシールーム
- 契約:2024年2月1日~2027年1月31日
- パートナー:Sky株式会社
スマート農業教育研究センター編集
- 対象施設:スマート農業教育研究センター ロボット農機管制室
- 愛称名 :NTT東日本 ミライ共創Room
- 期間:2023年8月1日~2026年2月31日
- パートナー:東日本電信電話株式会社
食堂編集
- 対象施設:工学部食堂
- 愛称名 :NSSOL Dining
- 期間:2024年12月1日~2027年11月30日
- パートナー:日鉄ソリューションズ株式会社
医学部編集
- 対象施設:医学部第3講堂
- 愛称名:Shikishima Lecture Room(シキシマ レクチャー ルーム)
- 期間:2025年4月1日~2030年3月31日
- パートナー:株式会社敷島屋
工学部編集
- 対象施設:工学部オープンホール
- 愛称名:日本製鉄オープンホール
- 期間:2025年4月1日~2028年3月31日
- パートナー:日本製鉄株式会社
似て異なるもの編集
古河講堂・シオノギ創薬イノベーションセンターは施設名に企業名を冠するが、ネーミングライツではない。