国立大学コンソーシアム単位互換科目
国立大学コンソーシアム単位互換科目(こくりつだいがくコンソーシアムたんいごかんかもく)は、かつて行われていた教養教育の遠隔講義である。
概要編集
北大、北海道教育大、室蘭工大、小樽商大、帯広畜産大、旭川医大、北見工大が参加していた。
北大生が他大学の遠隔授業を受講する場合、全学教養科目の単位に参入されるが、移行点には参入されない。
受講方法は以下の2通りある。どちらが適用されるかはシラバスで指定される。後者は札幌在住の北大生の多くにとってはメリットがなさそうに思われるが、小樽住みや岩見沢住みの北大生にとっては空きコマや授業のない日に地元の大学で単位互換科目を受けられるメリットがある。
- 教養棟に設置された遠隔講義室で講義を受ける。
- 開講されている大学に行って対面で講義を受ける。
コロナ禍による令和2年度の中止ののち、令和3年度に再開、同年度で終了した。
有名な講義編集
- ポピュラーカルチャー論:北見工大開講。北大では開講されていない美学に関する講義で、「カワイイとは何か?」等について考える。
その他編集
函館キャンパスにも「キャンパス・コンソーシアム函館」という類似の単位互換制度が存在する。(令和4年度以降も継続中)
運営組織は「北海道ユニバーシティアライアンス」という名称の国立大学群として令和5年6月19日再結成された。ただし、遠隔講義は行わない。
北海道国立大学機構所属の小樽商大・帯広畜産大・北見工大のみ、相互遠隔講義が復活した。