みず木(みずき)はクラーク会館の近くにあったそば屋。2022年4月6日にあった火事の影響で閉店した。
概要編集
クラーク会館、北大生協会館店の脇の通用口から出てすぐのところにあるそば屋。 店で打った細めの麺が特徴だった。
店舗は大正5年に建てられた木造建築で「札幌市文化財保存活用地域計画」にも登録されているような建物で雰囲気があった[1]。 店内には小上がり席とテーブル席があり、収容人数は20人ほどであった。
北大に近いこともあって、多くの北大生がアルバイトをしていた。アメフト部やボート部などガタイのよい学生が多かった。
2022年4月6日に火事で店舗兼住宅として暮らしていた店員が亡くなり、建屋も使えなくなったことで閉店した。
火事編集
2022年4月6日の19時ごろ、キッチンから出火した。住んでいる女性が夕食の天ぷらを揚げている最中にペットの猫に気を取られた隙に火がでたことが出火原因となっている[2]。
出火後、あたりは騒然となり、500 mほど離れた札幌駅付近まで焼け焦げた臭いが漂っていたという。
火は約2時間半後に消し止められたが、店舗兼住宅の内部約100平方メートルが消失した。火を消そうと駆けつけた60代の男性が亡くなった。
火事の後しばらくは店舗前に花が手向けられ、休業する旨の張り紙がなされていたが、ほどなくして閉店のお知らせが張り出された。