虹の集い(にじのつどい)は、北大のLGBTsサークルである。LGBTQなどの性的少数者の居場所づくりが主たる活動目的である。さらに、LGBTQやジェンダーに関する社会的課題の解決へ向け、理解者(アライ)との共生や交流を目指し、SNSなどでの情報発信を積極的に行う。
概要編集
主な活動はLGBTQ+(性的少数者)の居場所づくりである。2016年4月に活動を開始し、2019年に北海道大学の公認サークルとなった。顧問は文学部の瀬名波栄潤教授。
通常活動編集
北大祭への出展編集
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例会「つどい」編集
毎月1回「つどい」とよばれるイベントを開催する。2021年3月現在、オンライン会議ツールzoomを使用して実施している。
イベントのテーマはその回ごとに異なる。自由にトークする会からジェンダーに関する意見交換会まで、話題は多岐にわたる。過去には、札幌市で開催されるイベントを楽しむといった趣旨の企画も行った。
座談会編集
恋愛観や性的指向、それぞれの性(男女やその以外の性別)に関するトークのほか、最近の趣味などのようにLGBTQやジェンダーとは無関係なテーマについても取り上げることがある。
勉強会編集
過去にはLGBTQに関する映画の鑑賞会や、日本の大学におけるLGBTQ問題などについて、資料をもとに議論を行う。
SNSラジオ「つどいの部屋」編集
正月やバレンタインデーなどの年中行事にあわせて話題を決め、執行部員などが自由に会話をする様子を収録し、公式Twitterで発信する。活動をLGBTQに関わる情報発信だけに限定せず、当事者や理解者のありのままの姿を発信することを目的に開始された。
特別活動編集
映画上映会&トークイベント(2020)編集
2020年9月には、性別適合手術をテーマとしたドキュメンタリー映画の上映会を主催した。イベントでは、性別適合手術を扱ったドキュメンタリー映画『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき ~空と木の実の9年間~』の上映のほか、北海道議会議員の渕上綾子氏、さっぽろレインボープライド副実行委員長の満島てる子氏、サークル執行部員によるトークイベントを行った。
イベントの日程がさっぽろレインボープライド2020開催日の直前だったこともあり、複数メディアにて活動が紹介され、北海道大学でのLGBTQに関する取り組みが全道に発信されることとなった。
イベントの開催実績や報道実績が大学に評価され、2021年2月に北大ペンハロー賞を、同年3月にはえるむ賞を受賞した。これらの賞は、課外活動や学業で優秀な成績をおさめた学生を表彰する制度である。
「#春からAlly」キャンペーン(2021)編集
2021年4月には、「#春から北大 #春からAlly(アライ) 企画」というプロジェクトを立ちあげた。LGBTQ当事者の孤立解消や周囲への理解促進のほか、理解者(アライ)との共生社会を実現することが企画の目的である。
メディア報道編集
テレビ編集
- HBC北海道放送『今日ドキッ!』
- NHK札幌放送局『北海道道』
ラジオ編集
- STVラジオ『Knock on the Rainbow』
新聞編集
- 朝日新聞 北海道版