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総合科目

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総合科目(そうごうかもく)とは全学教育科目の一つ。一般教養について学ぶ。

概要[編集]

主題別科目との違いは、総合科目では1つのジャンルにとらわれない学際的内容を扱うこと、及び主題別科目は1人の教員が担当する授業が多いが総合科目は複数の教員によるオムニバス授業が多いことである。

必修科目と時間割が重複するため履修できない講義はあるものの、文系理系関わらず基礎クラスによる縛りはなくどの講義も受けられる。

総合科目は「環境と人間」「健康と社会」「人間と文化」「特別講義」の4カテゴリーがあり、選択科目であるが、医学部医学科では総合科目2単位以上が卒業要件となっている。

かつて「国立大学コンソーシアム単位互換科目」があったとき、総合科目は遠隔講義の対象科目となっているものが多かった。これは、北大の授業を道内の他の大学にライブ配信して他大生も履修できる仕組みであった。授業中寝ている北大生を見て他大生に笑われることがあった。

環境と人間[編集]

主に自然科学分野をテーマに設定し、各テーマに関わる問題について考える内容の授業である。

研究所・センター系の教員が担当する科目が多い。地球温暖化や触媒、免疫など高校課程では軽く触れる程度だった内容を重点的に学べる授業がある。

2018年度以降はJRAとのコラボ授業「競馬の世界」が開講され、獣医学部は学部要望科目となっている。なお、「競馬の世界」は筑波大学・中央大学など全国の他大学でも開講されている。

健康と社会[編集]

医学・歯学・薬学などの健康に関する内容について、複数の教員が解説する授業である。

家庭医学に留まらない医療知識を専門家である研究者が解説してくれるので、授業の知識は実生活で役に立つものが多い印象がある。

医療系の研究者に忙しい人が多いからなのかは不明だが、このカテゴリーは課題や試験のゆるい科目が多い傾向にあり、履修相談でよく楽単科目として「かむことと健康」等の名前がよく挙がる。

人間と文化[編集]

主に人文科学・社会科学をテーマとする授業である。一般的に理系科目と思われるプログラミングもこのカテゴリーで開講されている。

アイヌ文化等北海道らしい授業や、ジェンダー論や観光学など北大が力を入れて研究している文系学問に触れられる。

文系基礎科目の人文・社会科学の基礎で開講される科目を一般の学生向けにした授業もある。

特別講義[編集]

上記3カテゴリーのどれにも当てはまらない内容のオムニバス授業である。新渡戸カレッジ用の授業、卒業生を呼んでの講話やキャリア形成を目的とする授業、留学生向けの授業がある。

関連項目[編集]



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