入学式
入学式(にゅうがくしき、英語: Entrance Ceremony)は新入生向けのイベント。
概要[編集]
この日をもって北大入学が正式に許可される。総長、校友会エルム会長の式辞、新入生総代の宣誓、交響楽団・合唱団による都ぞ弥生の演奏などが行われる。
ドレスコードが存在し、会場への入場には学生証が必要である。
入学式会場は令和6年度以外は札幌コンベンションセンターである。最寄り駅の地下鉄東西線東札幌駅を利用するアクセスが主流である。地下鉄を用いた場合会場まで徒歩8分程度である。なお、地下鉄では交通系ICカードが使用できるので持っていると安心である。(SAPICAのみならずSuicaやkitaca系の全国共通ICカードも利用可。)かつては入学式当日のみ札幌駅と会場との間にシャトルバスが運行されていた。
令和6年度は、札幌コンベンションセンターの改修工事のため、会場が北海道立総合体育センターに変更された。
医学部医学科は入学式終了後の午後から、北大構内で医学科単独の入学式が開催され、こちらにも出席しなければならない。
道内各テレビ局では、昼のニュースと夕方のニュースで入学式の模様が必ず取り上げられ、総長告示や新入生インタビューが放送される。
令和3年度においては、令和2年度入学生を対象とした入学式も行われた(但し人数制限あり)。また併せてライブ/オンデマンド型の映像配信も行われた。
コロナ禍で制限のあった年度以外は、会場入口に記念撮影用パネルが設置され、例年混雑する。また式後に北大に戻り正門前で記念撮影する人も多くこちらも混雑する。
過去の入学式からの変化[編集]
昭和時代~平成中期までは、会場にて各サークルによるビラ配布等の新歓活動が行われていたが、現在は混雑緩和や安全面を理由に認められていない[1]。
2010年代前半まで、「入学式前夜祭」が行われていた時期があったが、現在は行われていない。
コロナ禍前までは例年仮装して入場を試みる恵迪寮生が式場入口で追い返される姿が恒例となっていたが、現在はスーツ以外で来場する新入生は極めて僅少である[2]。
小ネタ[編集]
令和3年度の入学式において、会場で配布された案内に表記の間違いがあることが話題になった。
表紙には実施日である「令和3年4月6日(火)」と記載があり、その下に英語でも併記してあるのだが、そこに"Thursday, April 6, 2021"と記載されていた。
これはコロナ禍の影響で中止となった式典を、令和3年度入学者向け入学式の後に時間差で執り行われた「令和2年度入学者向け」の配布物でも同様であった。