「留年」の版間の差分
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2026年3月19日 (木) 20:19時点における版
留年(りゅうねん)とは何らかの事情により進級要件または卒業要件を満たすことができず、現級に留まること。三留までは見たことある。
概要[編集]
留年は、基本的に不名誉として扱われる。
しかし、それは必ずしも恥ずべき事態ではない。単に当人と大学との相性が一時的に噛み合わなかったにすぎず、翌年度から再度単位を取り直せば済む話である。悲観的になることはない。人生は長い。
そして留年は、極めて静謐に行われる。留年する留年すると周囲に言いふらす奴に限って、意外と必要な単位を取り切れているものだ。真に脱落する人間は、誰に何も告げぬまま静かに大学に来なくなっていく。
留年が決まった途端悲しげな音楽が流れ、★留年★のテロップと共に空から雪が降ってくる演出のひとつでも有ればいいのだが、当然無い。これまで通りの日常が続き、翌年度の五月か六月頃に、大学側から「貴方はちなみに留年しています」という手遅れの電話が一本入ってくるだけである。[1] 一年を失う瞬間は意外に呆気ないのだ。
また学部によっては、三年後期まで形式上の進級が自動的に認められるところも多い。このとき二年次・三年次で必要単位を落とした者でも、見かけ上は問題なく進級しているかのように振る舞うことができる。しかし四年次への進級には厳密な単位要件が課されており、三年終了時に本人だけが確信している留年をする。これを予定調和留年という。
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多くの場合、留年の原因は本人の怠惰にある。
例えば、理学部や工学部の留年率は例年10%程度にとどまる一方で、経済学部や文学部の留年率は例年17%程度をマークする。一般的に言われる「理系は勉強の忙しさゆえ留年しやすい」というのは単なる都市伝説に過ぎない。確かに医療系学部の一部こそ進級要件が厳しいものの、進級の可否そのものは本人がどれだけ基礎的な出席・課題・試験を日々こなせるかにかかっている。
よくあるパターンは総合理系から希望の学部に分属されたものの、だんだんと学部専門科目が退屈になり、そのまま大学に来なくなってしまうというものだ。実際分属してみたら想像と違った?北大の総合理系生は他大学の学生と比べて一年多く学部選択の猶予を与えられているのであり、そのような主張は当人の甘えに過ぎない。怠惰そのものである。
また一年次の全学教育科目もカギとなる。例えば情報学Iや第2外国語は、どの学部においても卒業に必要な最重要単位である。しかしこれらは出席や課題提出が厳しく、単位を取りこぼす愚か者も少なくない。その結果、一部の学生は四年次になっても高等教育推進機構に通うことを余儀なくされ、しまいには卒業不可となってしまう最悪の事態へ発展する。
何も優等生になれと言っているのではない。自分の周りの人間と比して、悪目立ちしない程度に出席・課題・試験を頑張れば良いだけなのだ。それに加えて進級に必要な単位をきちんと確認すること。学生として必要な最低限度をこなしていれば、大学側も鬼ではない。きちんと進級させてくれるだろう。
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一方、当人の怠惰とは無関係な要因で留年が発生するケースも存在する。
例えば、何らかの事情により停学措置を受けた場合。停学期間は単位が取れない上に、在学期間にも含まれないため、ほとんどの場合で留年を余儀なくされる。他にもカンニング等試験での不正行為も、不正行為が認められた瞬間その年度の全単位が取り消されるため、事実上の留年が確定する。
また「アルバイトに専念しすぎて留年した。」というケースもしばしば耳にする。しかし忘れないで欲しい。留年となると一年分余計な学費(約50万円)と生活費(約120万円)がかかる。結果金銭的にマイナスとなり本末転倒となる可能性が非常に高いため、十分注意されたい。
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ちなみに余談だが、学生番号の三桁目と四桁目は入学年次を示している。例えば実験の座席一覧や期末試験の合格者等、授業で用いられる掲示の多くは学生番号で生徒を表示するため、留年は案外バレる。
計画留年[編集]
留年者の中にはわざと単位を習得せず留年する者もいる。
例えば、総合教育部に所属している大学一年生が進級に必要な要件は以下を満たすことである[2]。
- 本学に1年以上在学し、全学教育科目32単位以上を修得すること。
- 総合入試(文系・理系)で入学した学生は、総合入試入学者の移行の手続きを経て、2年次以降に所属する学部・学科(一部学部では専攻・コースまで)が決定していること。
これを踏まえた上で、希望する学部・学科へ移行するために移行点を調整しようとしてあえて留年する場合がある。
また十分単位を取って進級・卒業が可能であるものの、あえて単位をとらずに留年し、就活等に専念する期間を作ろうとする場合もある。
特に卒業に必要な単位をすべて取得し、卒業要件を満たしてから休学することはほとんどできないため、あえて大学の身分を残すために留年するという場合がある。
停学[編集]
進級要件が満たせず留年する理由は単位が足りないだけでなく、在学期間が十分でない場合もある。 試験などで不正行為を働くことや学生の本分に反する行為などのため、懲戒を受けると停学措置となり、留年する。以下のような事例がある。
- 試験のカンニング
- レポートの剽窃
- 過失致傷・致死などの重大な犯罪
- 密猟・密漁
- 未成年淫行
- 違法薬物の所持・使用
- 大学運営を脅かす深刻な行為
不正行為は悪質なものでない場合は、当該講義の単位が取り消されるだけで済む場合もあるが、当該学期の全単位が取り消される場合もある。 この場合は在学期間には影響しないが、単位数が足りずに実質留年が確定することになるだろう。
北大爆破予告事件では爆破予告を仄めかすツイートを行った学生(予告を送った本人ではない)が処分を受け停学となった。その結果留年することになったと思われる。
留年すると起きること[編集]
- 同期たちと学年がずれる
- 日本学生支援機構等の奨学金が止まる(進級すれば普通は復活する)
- 学費を余分に払う必要が出てくる
- 卒業までのいずれかのタイミングで学生証の再発行が発生する
- 学研災や北大生協の共済の掛金の追加支払いが必要となる
- 総合教育部で留年した場合、留年者ガイダンスへの出席が求められる
- 入学年度が下の学生からタメ口を使われるコミュニティや学科が多い
- 体育会系部活動で、留年による出場制限の規定に該当するため、退部を余儀なくされるクラブがある。
再履修[編集]
前述の通り、必修単位を落として留年するケースも王道そのものだ。この場合は再履修が必要となる。
再履修に関しては学部学科や講義の種類によって対応が異なるため、個人で必要な手続きを行わねばならない。場合によっては教員のサインや承諾も必要となる。留年をするような怠惰な学生諸君にとってこれらは非常に面倒臭く難度も高いだろう。
また当然、再履修とは既に聴取した内容を改めて聴き直すことを意味する。前年に受けた講義はほとんど変化を持たず、極めて退屈かつ単調だろう。留年した君たちは「こんなの知ってるよ」と思いながら、その上で毎週90分間を講義室に座っている必要がある。(の割に意外と試験は苦戦するんだなーーーーこれが。)
とはいえ記憶というのは反復によって定着する。学問を修めるという視点では、同じ内容を取り扱う再履修は理に適っているのかもしれない。
リアクションペーパーやレポートを記述する際に「はじめてきいておもしろいとおもいました」「とても興味をもちました」等の文言も使えなくなるため(興味があったら再履修にならねーよ)内容量をかさ増しする伝家の宝刀も封じられるだろう。
関連項目[編集]
- 学生生活で困ったとき
- onちゃん : 全然大学で見ないので留年するかと思われたが卒業していった。
- 絶対零子 : 年度が変わっても2年生のままなので留年したと思われる。
- 過激派組織イスラム国参加未遂事件
- 脱法ハーブ事件
- 硬式野球部
脚注[編集]
- ↑ しかしこと総合教育部に関しては、例年3月1日頃に「進級条件充足者リスト」を掲示板に堂々掲示してくれるため、自身の可否が分かりやすい。
- ↑ 進級について - 高等教育推進機構 総合教育部
