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「グエー死んだンゴ遺言事件」の版間の差分

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2025年10月20日 (月) 01:44時点における版

グエー死んだンゴ遺言事件(グエーしんだンゴゆいごんじけん)とは22歳で癌で亡くなった北大生がX(Twitter)の予約投稿機能によって死後に「グエー死んだンゴ」と投稿したとされる事件。

概要[編集]

2025年10月13日18時0分にユーザー名「なかやま」のXアカウントにて、友人によってなかやま氏の訃報が以下のように投稿された。

なかやまの友人です。
以前よりこのアカウントを預かっておりましたので、代理でご報告いたします。
10月12日の夜、なかやまは静かに息を引き取りました。
このアカウントは、当面の間そのままにしておく予定です。
生前、応援していただいた皆様に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。

ここまではたまに見られる訃報のお知らせであり、彼を知るユーザーからお悔やみの言葉などが送られていた。 しかしこの投稿のあと1日後、2025年10月14日20時0分に新たに以下のような投稿がなされた。

グエー死んだンゴ

このセリフ自体は5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)の掲示板「なんでも実況J(なんJ)」における住人(投稿者の総称)とされる「やきうのお兄ちゃん」の語録(なんJ語)の一つであり、 ギャグの一種として死を表明する時に投稿されるセリフであった。

すなわちなかやま氏は自らの死をある種のネタとして扱ったのだと考えられる。 この投稿によって死してなおネタツイッタラーとして貫き通そうとしたのではないかという姿勢が大きな話題となり、 当該投稿は2025年10月20日時点で6万リポスト、73万いいね、2.5億インプレッションとなっている。

彼の姿勢に敬意を表し「グエー死んだンゴ」に対応するなんJ語「成仏してクレメンス」というリプライなどの反応が多数なされた。

なかやま氏の投稿がXを中心としたネット民の中で大きな話題となった結果、彼への香典と称し「国立がん研究センター基金」に寄付するものが現れ、一種のブームとなって寄付行為が相次いだ。

寄付したXユーザーの投稿によれば、国立がん研究センター基金から発行された寄付の受付番号が7500番台だったものが、その2日後には10500番台だとされるユーザーがいたとのことで、 短い期間に3000件近くもの寄付がなされたとされる。

背景 [編集]

なかやま氏は2023年10月にガンが発覚し、闘病生活を続けていた。彼のXアカウントおよびnoteにまとめられた記録には闘病の様子が綴られている。

死後の投稿はXの予約投稿機能を使ったものと見られており、死期を感じたなかやま氏自身が数日後の予約投稿を設定し、もし翌日も亡くなっていなければ予約投稿を解除、 新たに数日後の予約投稿をするといった操作を繰り返していたのではないかとあるXユーザーによって推察されていた。

匿名質問サービスによって「北海道のお悔やみ欄に名前を載せてわかるようにしてほしい」という質問に対し、なかやま氏は「中山奏琉があるかどうか調べてくれ。札幌市東区な」と回答している。

実際に2025年10月15日の北海道新聞のお悔やみ欄にて中山奏琉氏(22歳)が10月12日付で亡くなった旨が記載されており、なかやま氏本人であろうと考えられる。成仏してクレメンス。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]



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