差分

2,038 バイト追加 、 2024年5月9日 (木)
編集の要約なし
4行目: 4行目:  
北海道大学理学部は、帝国会議での承認を経て、真島利行を設立委員長とし中谷宇吉郎、茅誠司など様々な大学の出身者が教員として招聘され、1930年に北海道帝国大学に設置された学部である。1953年に大学院理学研究科を設置した[1]。2010年には北海道大学理学部出身で、鈴木カップリングで著名な鈴木章北海道大学名誉教授がノーベル化学賞を受賞している[2]。
 
北海道大学理学部は、帝国会議での承認を経て、真島利行を設立委員長とし中谷宇吉郎、茅誠司など様々な大学の出身者が教員として招聘され、1930年に北海道帝国大学に設置された学部である。1953年に大学院理学研究科を設置した[1]。2010年には北海道大学理学部出身で、鈴木カップリングで著名な鈴木章北海道大学名誉教授がノーベル化学賞を受賞している[2]。
   −
== 鈴木章のノーベル化学賞 ==
+
== 化学科教員追い出し部屋 ==
2010年には北海道大学理学部出身で、鈴木カップリングで著名な鈴木章北海道大学名誉教授がノーベル化学賞を受賞している。
+
化学部門で、複数の教員が教授会による「追い出し行為」の被害を訴えていると報道された。
リスト先生もノーベル化学賞受賞した。
+
https://mainichi.jp/articles/20240507/k00/00m/040/111000c
 +
まとめ
 +
構造化学研究室 石森浩一郎教授 副学長 (当時) は講座制を採用していることを挙げ、「学生指導の責任は教授が取ることになっている」と、旧スタッフに学生を配属しない理由を述べた。石森氏は「強い要望は23年くらいまでなかったと記憶している。どうすれば快適になるか議論している。我々としては心外だ」と話した。
 +
無機化学研究室 副化学部門長(当時)の松井雅樹教授は「人事の活性化」を理由に挙げた。「同じ分野でも新任教授と研究方針の相違などで研究室の運営が難しくなるケースも出てくる。一つのオプションとして、いわゆる旧スタッフには独立した形で研究室業務に振り回されることなく研究に集中できる環境を構築したいということだ」と説明した。
 +
追い出し部屋の内部基準を作った20年度当時の部門長、物理化学研究室 村越敬教授は「(化学部門として教授不在になる)前と同じ研究室を持ったまま、新しい研究室を作るのは物理的にも不可能」と説明した。
 +
*部門のある教授から、研究室に新しい准教授と助教を迎えることになったと告げられ、こう言われたという。「場所がないので研究室にはいられないですよね」
 +
大学評価に詳しい調(しらべ)麻佐志・東京工業大教授(科学技術社会論)は、北大化学部門の旧スタッフへの扱いを「人権感覚がない」と批判
 +
アカデミックハラスメント問題に詳しい北仲千里・広島大准教授は「組織で特定の人を冷遇しようとしており不当な扱いだ」
    
== 澤村正也(有機金属化学研究室)の研究不正 ==
 
== 澤村正也(有機金属化学研究室)の研究不正 ==
35行目: 42行目:     
*駐在員時代、部下から人事に訴えられて(ハラスメントではないけど)毎週人事と面談をさせられたおかげで、ハラスメントにならない指導のポイントは把握しているつもり。それでも、気づかないうちにハラスメントにならないか怖いなって思っている。<ref>https://x.com/mskmatsui/status/1439584033994772482?s=20</ref>
 
*駐在員時代、部下から人事に訴えられて(ハラスメントではないけど)毎週人事と面談をさせられたおかげで、ハラスメントにならない指導のポイントは把握しているつもり。それでも、気づかないうちにハラスメントにならないか怖いなって思っている。<ref>https://x.com/mskmatsui/status/1439584033994772482?s=20</ref>
 +
 +
== 鈴木章のノーベル化学賞 ==
 +
2010年には北海道大学理学部出身で、鈴木カップリングで著名な鈴木章北海道大学名誉教授がノーベル化学賞を受賞している。
 +
リスト先生もノーベル化学賞受賞した。
    
== 化学科に入るメリット ==
 
== 化学科に入るメリット ==